ゼメリンク鉄道への長い道のり 1
自由に海外に行けるようになる!
そんな聞こえ始めた2023年の4月。
GW頃に正式発表があり、とりあえず韓国にでも行ってくるかな。と考えたが、
どうしてもヨーロッパに行きたい!
GWに航空券を購入したら何となく高そうだと思い、航空券を探すのを我慢してGW全ての時間をレイアウト制作に充て、GWが明けたらひたすら航空券探し。
それにしても高い。3年前の2倍近くはする。
ヨーロッパならどこでも良いと、主要都市を全て調べたら一番安かったのがエバー航空のウィーン行。本命はミュンヘンやチューリッヒだったが、そこまではnight jetで移動すれば良いし、ウィーンのzimoでもう一両のICE-Tをサウンド化してもらったり(前回は保険で2編成のうち1編成分しか持っていかなかった)、4年前にレンタカーの事故で行けなかったゼメリング鉄道を訪問するのも良いかもしれない。
5月下旬に震える手で両親と子供を含めた航空券を購入した。ちなみに、これが私の人生で一番高額な買い物となった。笑
この3年間は何だったのだろうと思うくらいあっけなく入国して、街へ行くためにホームへ行くと、
rail jetが入線してきた。またこの列車に乗れる日が来るなんて嬉しすぎる。
降り立ったウィーン中央駅では、
いきなりこんな列車を見掛けたりして思わずここで一日過ごしてしまいそうになるが、ホテルに荷物を置いて両親はウィーン観光に私は子供と模型店巡りをすることにした。
数ヶ所の模型店を巡った後、動力車4台を抱えてzimoを訪れた。
中に入るとスタッフの方から、「あら、あなた以前来られたわよね。ごめんなさい、前と違ってもうここでは販売していないの。でも、わざわざ子供と一緒に日本から来たのよね。」ということで、ICE-Tのサウンド化、その他の動力車のデコーダーをお願いした。
4年前は灼熱のウィーンで抱っこ紐の中で寝ていた子供も今ではすっかり大きくなって、待っている間にスタッフの方からハリボやお菓子を貰ったり、サウンド化する作業を見学させてもらった。前回はスピーカーもギリギリでICE-Tの内部を一部削ったりしたが、この4年で小型化して簡単に入るようになったみたいだ。ポン付けまではいかないがほんの数分で作業は終了した。その他3台の動力車に使う6ピンの在庫が最初はないと言われたが、あったあったと転がっていた?デコーダーを販売してもらった。もう6ピンは主流ではないのかな。
これで手持ちの動力車は全てデジタルになり、レイアウトのアナログ配線が不要となった。
お気に入りの車両のサウンドとデコーダー、模型店でも欲しかったレイアウト用品が手に入り、早速ウィーンまで来た甲斐があったよ。
快く対応して頂いたzimoのスタッフの方々には感謝です。
翌日からは、いよいよオーストリア鉄道の旅だ(*^^)v