私にとっての正義は相手にとっては悪かもしれない
職場での出来事。
元気がいつも有り余っているAくんと、ちょっぴり幼いBくんがサッカーのボードゲームをしていた。
常にテンションがハイの二人。
傍で得点係をしながら、間に入ってはケンカになるのを防いでいた。
ケンカが悪いわけではないが、もめることは防ぎたい。
言葉足らずでケンカになることが多いから、「Aくんはこう言いたいの?」「Bくんはどうしたいの?」と通訳をして二人をつなぐ。
Bくんが得点を入れられるたび泣きそうになる…が、なんとか持ちこたえて選手交代。
Bくんが次は得点係をしたいと申し出る。
が、即効でAくんに反対される。
Aくん:Bくんには点数係はできない!どうせいい加減な審判になる。めちゃくちゃにするに決まってる!!!だからやらないで!
Bくん:できるよ、得点させてよ!なんでダメなの!!!
この時、私は最初から「できない」と決めつけて怒るAくんにプチンときてしまって、Bくんの肩をもってしまった。
ところがAくん、もう既にカッとなってしまっているので、Bくんを殴ってしまう。
結局わたしはAくんに対して、
「やる前から”できない”と決めつけたこと」
「Bくんに手を出したこと」
は良くなかった、と叱った。
ちょうどAくんと話をしているところに上司が来たので、出来事と対応の内容を報告した。
すると、
「Aくんにも、Bくんに得点係をさせたくない理由があったのかもしれないですね。そこまで聞いてあげると良かったかもしれません。」
と教えてくださった。
確かに、大人が得点係をするのは良くても、子どもに得点係をしてもらうのは嫌だという子は他にもいる。
その理由が、Aくんも言っていたように、
・ふざけて(もしくはわからなくて)めちゃくちゃな点数をつける人がいるから。
・横からやいやいと茶々を入れる人がいること。
などだ。
Aくんに対して、嫌な理由も聞かずにわたしの正義を押し付けてしまったなぁと反省。
「嫌だ!!!」
という反応があったとき、できるだけ「なぜ嫌なのか?」を聞いてあげられる余裕を持ちたいと思う。
そもそも正義とか悪とか分けること自体が間違っているのかもしれない。
それぞれ考え方、感じ方は違うし、怒るポイントも嫌なポイントも違って当たり前だ。
はい。
ということで、タイトルと結論がずれましたが、心にゆとりをもって子どもと接することができたらいいなと思うわけです。
だって、なんか最近目つきが怖い気がするもの。
なんか常にトラブル回避のために子どものことを監視して過ごしているからさぁ。
自分が楽しく過ごすことからだよな~~~!
明日も楽しもうね。短い夏休みもあと2日だし。
最後は笑顔で締めくくろう!