海外のゲストに言われたこと
昨日、日本語が話せない外国のゲストとの触れ合いについて書いたので快く迎え入れるきっかけになった話を。
昨日の投稿はこちらです↓
僕はBARを営んでいるのですが、英語が全く喋れないので、以前は「日本にいたら日本語話さんかい!」と大分ステレオタイプの考えをしていました。
そのため開業当初は日本語が喋れない外国のゲストはお断りすることもしばしばあったんです。ぶっちゃけ英語喋れないから怖かったんですね、今もそれはありますが。
そんな中開業して数か月たった時、2人組のスーツの男性客がご来店されて最初日本の方かと思ったのですが日本語は通じない様子でした。日系の外国籍の方でしょうか。
たまたま英語ペラペラのお客様がいらっしゃって「困ったら通訳するよ」と仰ってくれたので2人を席に通し、たまに通訳してもらったりしながら接客をしていて、なんだかんだ盛り上がって2人も楽しんでくれてる感じだったんです。
そしてお会計の際、通訳してくれてた方が「彼(僕)は英語喋れないから断っちゃうこともあるんだよ」みたいな事を伝えたみたいなんですが、それに対し言われたのが
「僕たちは日本語が喋れないし読めないから、どこのお店に入っていいかとても迷っていたんだ。そしたら君のお店が目に入って。君のお店は看板も英語だしなんだかアメリカンな感じだろう?だから大丈夫かと思って。もちろん君が英語喋れなくて問題ない。でも君も海外に行って日本語の看板あったら安心するでしょう?
僕たちみたいな理由で君のお店に入る人いると思うから、優しくしてあげてね」
みたいな事を言われまして(通訳してもらった)。
目から鱗でした。そりゃそうだ。うちの看板全然「和」じゃなくて「洋」だし。そして何より「人にやさしく」と営業方針にしているのに俺は何をやっていたんだと。全然優しくできてないじゃないかと。
そこからできる範囲で受け入れるようにしました。もちろん様子がおかしい方はお断りしますし、英語が喋れずなかなかコミュニケーションとるの難しいのであまりお相手できない事がほとんどですが。
でもほんと酔っぱらうと国籍関係ないですよ(笑)酔うとほんとみんな一緒。
一つ僕は武器になるのが、音楽がとても好きなのでBGMなどでなんとなくコミュニケーションがとれる事があります。とりあえずマイケル・ジャクソンの曲にはとても助けられています。さすがキングオブポップ。色んな国の方が流すと喜んでくれます。
あと経験上、通訳アプリみたいなの使うと「そんな事しないでいいよ」という反応されます。どちらかというと喋れないけどジェスチャーとかで伝えようとしたほうが相手も嬉しそうな気が。
余談ですが、以前スイス(だったかな?)から来たカップルが「日本は暖かいね。だから油断していたよ」みたいな事を言っていて、「これ見てよ」と見せられた携帯電話の画像で、富士山の上のほうでTシャツ短パンみたいな恰好で凍えて写真を撮っているのを見せられて死ぬほど笑いました。あんな富士山写真見たことない(笑)
自分も海外のBARとかで飲んでみたいですね。YOUは何しに海外へ。
読んでいただきありがとうございました。貴方に幸多かれ。バラードのように眠れ!
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