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マッカーサーを感動させた昭和天皇

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マッカーサーを感動させた昭和天皇



戦争終焉後9月27日、天皇陛下はマッカーサーの前に立たれました。

マッカーサーは、天皇陛下は命乞いに来たのだと勘違いし、傲慢に待ち構えていました。

そして、天皇陛下は直立不動のままで、国際儀礼としてのご挨拶を終え、こう言われました。

「日本国天皇はこの私であります。戦争に関する一切の責任はこの私にあります。」

「私の命において、全てが行われました限り、日本にはただ一人の戦犯もおりません。」

「絞首刑はもちろんのこと、いかなる処刑に処されても、いつでも応ずるだけの覚悟はあります。」

「しかしながら、罪なき8千万の国民が住むに家なく、着るに衣なく、食べるに食なき姿において、耐えんモノがあります」

「温かき閣下のご配慮を持ちまして、国民たちの衣食住の点のみにご高配を賜りますように」

マッカーサーは驚いて、スクッと立ち上がり、部下のように直立不動で陛下の前に立ち、
「天皇とはこのようなものでありましたか!私も、日本人に生まれたかったです。陛下、ご不自由でございましょう」

「私に出来ますることがあれば、何なりとお申し付けください」

天皇陛下は涙をボロボロ流し、「命をかけて、閣下のお袖にすがっておりまする。この私に何の望みがありましょうか。」「重ねて国民の衣食住の点のみにご高配を賜りますように」と。

その後、マッカーサーは天皇陛下を玄関ホールまで見送ったのです。

そして、ただ一言マッカーサーは

「陛下は磁石だ。私の心を吸いつけた」と言いました。

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