南極大陸とナチス・ドイツのUFOの謎に迫る
前回の続きです。戦後すぐに様々な情報が錯乱し、ナチスの残党狩りを推測するような事態が起こります。
■不可解な南極調査団「ハイジャンプ作戦」の謎
日本が敗戦し、ようやく戦後の兆しが見え始めた1946年12月、アメリカ海軍は南極探検を目的とした「ハイジャンプ作戦」を実施することを決定しました。その異様な規模と装備は、誰の目にも明らかでした。
調査が目的であるはずなのに、実際に派遣されたのは空母を含む軍艦13隻。さらに、ヘリコプターや水上機、潜水艦、そして水陸両用の戦車までが揃い、総勢5000名近い兵士が集結したのです。
さらに驚くべきことに、この大軍団にはイギリスやノルウェーの船団、ソ連の部隊までが加わり、支援部隊として協力することになりました。
これは、彼らにとって「南極にはそれほどの軍事力と費用をかけてまで調査する価値がある何かが存在している」ということを示唆しています。まるで戦いに赴くかのような出で立ちに、ナチスの残党狩りではないかという憶測も飛び交いました。
この探検隊の指揮を執ったのは、北極や南極を探険してきたリチャード・バード少将。彼の知識と経験が、彼らを未知の地へと導くことになりました。
しかし、なぜこのような大規模な軍隊が、本来「無人の地」とされる南極に派遣される必要があったのでしょうか?その背後には、この大艦隊のきっかけとなった不可解な事件が多発していたのです。
■大量のタバコと乗員を乗せたUボートの大船団が拿捕される。
戦後間もない頃、以下の内容の記事が当時の新聞の一面を飾りました。
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