過去のnoteを振り返る
タイトルからして、情念たっぷりに書いたはずの記事。
なにを書いたんだっけ?
内容は、夫に出会うより何年も前の、あまりにも悔しい裏切りの記憶。
ずっと書くこと自体から逃げてきたけれど、記録したことは心が「忘れていい」と判断してくれる。
書くことこそが、手放すことなんだったなあ。
突発衝動が起こりがちな私は、高校生くらいのころに、怒りの感情を思ったまますべて書き留めるノートを作ったことがある。
4回くらいは使ったと思う。
イメージだが、「くそ!ふざけんな!私が悪いんかちゃ」とか、汚い言葉だろうが、とにかく書き出した。
怒りがおさまるまで書き続けた。
実はそのノートはまだ手元にある。
怒りの感情は書いて捨てろとはよく言うが、私の場合、捨てたらまたしがみついてしまうと思ったから。
あの時、こんな風に怒ったんだ!と、強く記憶に刻もうとするだろうから。
書いて、捨てない。
だから、安心して忘れられる。
忘れていいのだ。