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やっぱり、まだ書けないや

4月、私は大事なひとを失った。

正確に言うと、3月の末頃に"私たち"は大事なひとを失ったのだ。

「坂本龍一さんが亡くなったって……」

そう伝えてくれたのは寝しなに携帯をいじっていた母だった。ニュースの速報が表示されたらしい。

「あぁ~、そうか……」
「そうなのか……教授……」

冷静なようで半分困惑したまま、私はそう呟いた。



"教授"こと坂本龍一さんと私は、もちろん身内でもなければ面識もない。

小さい頃から当たり前のように『戦メリ』をどこかしこで耳にしていたり、中学生で80年代の音楽にのめり込んだときは『君に、胸キュン。』をカセットテープに吹き込んで聴きまくっていたので"坂本龍一"という存在は私の中でめちゃくちゃ大きなものとなっていた。

だからこそ、教授の死は大好きな親戚の叔父さんを失ったような、そんな喪失感が私の中に大きく渦巻いているのだ。

長年のファンの方から見れば、私なんて全然"ファン"だなんて呼べないかもしれない。

それでも、私は教授が大好きだ。

教授について書きたいことはまだまだあるのだけれど、正直まだ心が現実に追いついていない部分がある。

大好きな教授について、ちゃんとひとつのエッセイにまとめられるまで。

大好きな曲を聴きながら、ゆっくり時間をかけて受け入れていこうと思います。

今はまだここまでしか書けないけれど、そのときが来たら沢山の「ありがとう」と「大好きです」の気持ちを込めてしたためよう。

以上、お久しぶりの中山かず葉でした。



〈私の大好きな教授↓〉


〈私の大好きなYMO↓〉

〈大好きな清志郎さんと教授↓〉


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