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風俗三十二相 おきがつきさう 明治年間西京仲居之風俗

芳年の美人画最高峰の風俗三十二相より第二十五、夏の夜の京都の料亭で提灯の火を見る仲居。「おきがつきそう」とは「お気がつきそう」、つまり細かい気配りができるとの意、とのことだが(出典)、熾の火が点くともかけたのかもしれない。

先笄(さっこ)と呼ばれる上方の若い女性の髪型をしている。

やや摺りが荒い


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