東錦浮世稿談 神田伯龍 朝倉当五郎 5 月岡芳年コレクター 2024年11月3日 20:50 幕末の江戸、圧政の領主に朝倉当五郎が立ち上がり民衆のために戦うが、妻子と別れて上野の桜のように散る、義侠の物語のようだ。さくらに嵐の領主の苛政 乱邦にもまた侠義の民あり 諸人に換ゆる玉の緒を たち出る妻子の愛別離苦 めぐみをあほぐ台山府君 立よらば大樹のかげと 貴犯の罪もなんその 岩にたつ屋の霜ばしら念力となす通天の 紅葉に比せし上野の桜 入相待たで散るこそ惜しけれ填詞 仮名垣魯文記https://www.dh-jac.net/db/nishikie/search_portal.php桜を散らす嵐のような領主の苛酷な政治乱れた世にも義侠心を持つ民がいるもの人々の命運を変える縁を立ち去っていく妻子との別れの苦しみ恩恵を仰ぐ台山府君(神田伯龍)寄りかかれば大樹の陰のように(頼れる存在)身分高き者の罪も恐れることはない岩屋に立つ霜柱のように信念は天まで届く紅葉にも比べられる上野の桜は日暮れを待たずに散ってしまうことよ、なんと惜しいことか ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #月岡芳年 #仮名垣魯文 5