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風俗三十二相 しだらなさそう 寛政年間京都藝子風俗

畳の上で居眠りする京都の芸子。「しだらない」は現代のだらしないの意味、音位転換で変わっていった(出典)。仕事終わりの宴会会場で睡魔が訪れてうたた寝してしまった様子かもしれない(参考)。

大変摺りも良い1枚。

風俗三十二相は、摺りの良い初刷に近い作品でも剃った時についたらしき汚れがあるもの多い。人気で大量に剃ったので作業は粗かったのかもしれない。

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