わんはぐ

わんハグの書庫/精密機器メーカー→バイオスタートアップ/情報理工(修士)/技術経営修士…

わんはぐ

わんハグの書庫/精密機器メーカー→バイオスタートアップ/情報理工(修士)/技術経営修士(専門職)

マガジン

  • バイオスタートアップの歩き方

    異業種転職でバイオスタートアップに来たヒト

最近の記事

業務の型化

思考・議論の3ステップ思考・議論を論理的かつ生産的に実施するためのステップ(能力)は以下の3つと考えている。 構造化 論点整理 仮説提案 1. 構造化 物事を深く考えているときや、打ち合わせの議論で一番最初に必要になる論理的な思考能力は「構造化」だと考えている。構造化とは簡単には各記述の関係性をもれなくダブりなく(MECEに)樹形図で表現することである。思考や議論を構造化せずには、議論を広げることや深めることがランダムでなされるだけであり、論理的に必要十分な結論を得

    • 03_CRB申請

      背景臨床研究法の対象となる特定臨床研究を開始するにはCRB(Clinical review board)に申請し、承認を得る必要がある。CRBへの提出書類を作成し、申請することとなった。 目的CRB承認が得られる研究計画書を含む資料を作成する。 手段研究計画書(プロトコール)とその他資料の作成 まずは研究計画書の作成から開始した。経営層によって研究計画書のドラフトは出来上がっていたので、その最終化の業務を進めた。前職の研究所の企画部門で様々な研究計画書は見ていたものの、

      • 02_大学ラボのセットアップ

        背景大学内での共同研究講座を開始するに当たり、製造エリア及び実験エリアを構築する必要があった。そのために協力研究員として、大学への協力者として無償で活動する企業の人間として登録した。 大学病院との共同研究講座とは? いわゆる寄附講座のような仕組みであり、企業から一定額(年間数千万円程度)を研究費として大学に提供することで、共同研究を推進するための枠組みを作ることができる。具体的には共同研究講座として教員を雇うことや、共同研究講座名義での論文投稿やイベント開催、共同研究講座

        • 01_製造プロセスの設計

          背景大学内で進めてきた院内製造品について、特定臨床研究で臨床試験を進めるに当たり、より高品質に作製する必要があった。これまでは真空引きしたグローブボックス内で嫌気的に作業してきたため、作業負荷が高く、かつ品質にばらつきがあった。 目的グローブボックス内での作業よりも容易な製造工程とする 嫌気性を維持した製造工程とする。 メンテナンス性の良い製造工程とする。 手段仮説立案 まずはこれまでの製造工程の現場での確認や、作業者が想定する理想的な製造工程が描かれた資料を確認し

          ¥1,000

        業務の型化

        マガジン

        • バイオスタートアップの歩き方
          3本

        記事

          本noteの主旨

          目的情報理工学系エンジニアだったわんハグが創業期のバイオテックスタートアップに1号社員として入社し、2年間でCOOになるまでとその後を記録し、世のバイオテックスタートアップで働く方への参考となるようなnoteにしたい。 手段目的を満たすために、各ノート記事の構成は以下の通りとする。 記事のタイトル 実施内容の概要|実施時期 記事の内容 背景 目的 手段 結果 学び(良かったこと、反省点)