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「工場の祭典」前後で、新潟・燕三条を楽しむ
10月4日(木)〜7日(日)に新潟県・燕三条地域で開催される、「工場の祭典」。
普段は開かれていない工場を一般の方でも見学できるように開放し、実際に体験することで、金物の町・燕三条のものづくりを体感してもらおうというイベントです。
第6回となる今年も、工場だけでなく農業や地元の名産を購入できる店舗が参加。盛況が予想される10/6(土)には102もの団体が出展する予定です。
参加業種
・金属加工や鍛治、木工、印刷などのKOUBA(工場)
・農業に取り組むKOUBA(耕場)
・地元の産品に触れ、購入できるKOUBA(購場)
※詳しくは、公式HPをご覧ください。
そんな「工場の祭典」は全国各地から観光客が集まる、一大イベント。なかには初めて新潟県に訪れる人もいるはず。そんな方や何回か来ているけどもっと燕三条を楽しみたい!という方向けに、会場周辺で行くべき場所をまとめました。
県央地域の魅力は、工場はもちろんですが、それ以外にもいっぱいあります。イベント前後に少しでも時間があれば、ぜひちらっとでも観光してみてください。きっと新しい発見が待っているはずです!
まずは、定番・背脂ラーメン
様々なメディアで取り上げられ、全国でも有名となった背脂ラーメン。もともとは工場で働く人が食べていたもの。当時は出前が多かったので麺が伸びないように極太麺へ、そしてその麺が冷めないように脂を覆うようにのせたと言われています。
そんな背脂ラーメンの元祖は戦前から続く「杭州飯店」。昼飯時にはいつも行列ができる人気店で、県外からのお客さんも多数。一度は名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
1、杭州飯店(燕市)
元祖というだけあって、脂の量が尋常でないくらい入っています。初めて背脂ラーメンを食べる方は心して行ったほうがよさそうです。
とレポートしたところで、実は私、背脂ラーメンのお店は杭州飯店しか行ったことがないんです。ということで、ちょっと友人に聞いて来ました!
2、麺屋はる(燕市)
女性でも食べやすい、あっさり目のラーメン(友人談)。一般的な背脂ラーメンは醤油味ですが、ここは塩を基本としているそう。これは女性でも、いや男性でも、期待が高まりますね!
3、酒麺亭 潤 燕総本店(燕市)
今や東京にも店舗を構える、「酒麺亭 潤」。とはいえ、本場の味を一度は味わっておきたいところ。本店ならではのメニューもあるそうなので、一度のぞいてみては?
あまり行ったことがないので、書ける要素が少なすぎる!ということでこの分野に関しては、早急に退散!もっとたくさんのお店があるので、調べてみてください。私より詳しいラーメンマニアがたくさんいます!
あとは三条市が有名なカレーラーメン。その名の通り、ラーメンの上にカレーがのっています。でもこちらも食べたことはないので、食べ歩きマップをご覧ください。
ゆったりしたい人向け、カフェ情報
さあ、お待たせしました(!?)たくさん回って疲れたらカフェで一休み。そんなときにお使いください。
1、ツバメコーヒー(燕市)
やっぱり一度は行きたい、ツバメコーヒー。最近新潟駅近くに新しく店舗はできましたが、本店があるのはその名の通り、燕市。大きなブックシェルフにはたくさんの本が並んでいます。コーヒー片手に本を読んで一休み。そして隣にある生活道具店で雑貨を探す。そんなゆったりとした時間を過ごせる場所です。
2、茂庵(燕市)
昔ながらの雰囲気にくつろいでしまう場所のひとつ。なぜか店内に水琴窟がある。珈琲が美味しい。
3、MACHITOKI(加茂市)
車がある方は、ちょっと燕三条から離れて、加茂市まで足を伸ばしてみませんか?旧七谷郵便局を改装してオープンしたMACHITOKIは、明治20年創業の工場で作ったしらたまが名物のカフェ。ジブリに出て来そうな木造の建物が印象的です。山の麓に近い場所にあるので、自然の中でゆったりとした時間を楽しむことができます。
(▲手前味噌ですが、カフェについてはこちらをご覧ください)
4、御休み処 善作茶屋(加茂市)
明治初期創業の御休み処。昔から変わらないお店を大切に今でもずっと守り抜いている。ここで食べるのは、箸1本で食べるところてん。加茂の水源地近くにあるこの茶店。その清水でところてんやジュースを冷やしているので、夏でもキンキンです。MACHITOKIと近いので、セットでぜひ。
温泉でゆっくり休憩
嵐渓荘(三条市)
日本屈指の濃厚なナトリウム-塩化物冷鉱泉。かつては湯治場として旅人の疲れを癒してきました。濃厚な塩分と旨味がある源泉と村上市にある「冨士美園」のほうじ茶を合わせたお茶をラウンジで用意。(入浴のみ1,000円)
キャンプでいつもと違ったひと時を
スノーピークのキャンプ場
牧場のために開かれた草原。丘になっているため、周囲の明かりは入り込まず、星空がきれいに見えるそう。宿泊しても、日帰りでも可。
県央地域で泊まる
Craftsmen’s Inn KAJI
築80年以上の古民家を改修した1日1組限定の賃貸住宅。ものづくりの町でつくられた鑿・鉋・包丁といった道具が用意され、アトリエでの利用体験も可能。
農家を体験する
かやもり農園(加茂市)
美味しいおむすびで全国で名をあげたかやもり農園。農作業体験+御膳料理+土鍋ごはん付き3,500円。(写真は公式より)
こんなところでしょうか?「工場の祭典」以外でも存分に楽しめる、県央地域。正直まだまだたくさんあります。一度来ただけでは気になるところを回りきれないかもしれないほど。
一年に一度のお祭りです。ぜひ一度遊びに来てください。きっと新しく楽しい出逢いが待っていますよ!
挑戦を続ける、ものづくりの職人たち
最後に、県央地域のものづくり系の記事をふたつほど。
(ヘッダーの写真は、武田金型製作所内にて撮影)