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モンゴルの広大な草原と都市の現実:自然と近代化の狭間で

モンゴルに広がる草原

自己紹介

こんにちは!この記事を書いているTakutoです。
私はフリーランスで映像制作をしております。海外旅行が趣味なので旅先の経験をいくつか共有できたらと思っています。映像関係の記事も近日中に書こうかなと思っています。どうぞよろしくお願いします!

車がパンクして電波も入らなかった草原

1個目の記事は今いるモンゴルについての記事にしようと思います。
訪れた理由は、日本にはない規模の草原や砂漠を目にしたかったこと、そして厳しい気候条件の中での生活を知りたいという思いからでした。しかし、実際に目にした風景は予想を超えて広がる草原でした。ウランバートルを少しでも出ると、無限に続くような草原が広がり、その壮大さには圧倒されました。まるで時間が止まったかのようなこの風景の中で、私は自然の力強さと人々の生活の営みを感じ取りました。

都市とゲルの生活:対照的な現実

ウランバートルの街中は、決して活気がないわけではないものの、目に見えて「発展している」という印象は受けませんでした。特に交通インフラの未整備が深刻で、常に渋滞して車が動かない状態が続いていました。面白いことに、都市や草原関係なく走っている車の90%以上が日本車であり、そのうちのほとんどがプリウスでした。

渋滞にはまるプリウスたち

一方、ゲルでの生活は大自然と共に過ごすものでしたが、気温がマイナス40度を下回る厳しい冬を考えると、そこでの生活がいかに過酷かを感じました。都市部ではセントラルヒーティングシステムが整備され、冬場には全ての家にお湯が供給されるそうですが、ゲルでは薪を燃やし続けて暖をとる生活。自然とともに暮らすシンプルな生活が、同時に厳しい試練であることを実感しました。遊牧民たちはプリウスやバイクに乗って馬や羊を追いかけ回していました。

宿泊したゲル。初日で食あたり。

技術と知識を持ち帰る若者たち

このような現実の中、私が特に注目したのは、モンゴルの多くの若者たちが海外に出稼ぎや留学に行き、そこで得た技術や知識を持ち帰っていることです。
街中ではよく日本語で話しかけられることがありました。モンゴルの若者たちは留学や技能実習生として日本に働きに来ることが多いという話を若者から聞きました。しかし、帰国後にそのスキルを活かせる環境が整っていないとのことで海外から戻る人たちの支援の充実が必要だと思います。

夜のウランバートル市内

都市部を中心に新しいビルが建設中であったり、海外文化を取り入れたさまざまな催しが行われていたりとモンゴルには、自然と共存する伝統的な暮らしを尊重しながら、近代化を正しい方向に進めていく可能性が十分にあると感じます。

まとめ

今回初めてモンゴルに行ってみて、遊牧民やゲルでの暮らしのイメージが強かったですが、街での生活や今の若者たちの空気感なども知れて色々な側面があることを改めて実感しました。砂漠で星をみるという目的もあったのですが思ったよりも砂漠は少なく、タイミング的に月が明るすぎて少し悔しい思いをしました。
最後は草原の中で唯一見つけた砂漠の写真で締めくくりたいと思います。

首都から草原を5時間走って見つけた砂漠

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