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海外赴任放浪記 ドイツ編 #1

3年間のアメリカ生活の後、日本に帰国することなく、家族ともどもドイツ シュツットガルトに転勤になりました。2015年のことです。

ドイツ自体は流石に車関係の仕事を長年しているだけあって、日本に居る時から何度か訪れた国であったのでどんな感じなのかは事前にわかっていました。

Stuttgartは本当に緑が多く街並みも綺麗で素敵な場所です。街の中心地から車で20分くらい小高い丘を駆け上がった小さな街で過ごしました。

Stuttgart 自宅からの眺め ど田舎

ドイツは基本曇りの日が多く、夏も非常に短い。でも夏のシーズンは日が夜20時ぐらいを回っても全然落ちなくて明るい。短い夏とビールを最大限楽しむために全力なドイツ人で明るいうちは街中がとても賑やか。

日曜日はどこも基本的にお店がお休みのため基本買い物は土曜日が主戦場。
日曜日は家族揃ってサッカー観戦が常でした。

あとこっちにきて驚いたのがドイツ人はとても散歩好き。上の写真にあるような田んぼの畦道をいっつも歩いてる。夕食後は家族全員で仲良く散歩。

すごくいい習慣だなあと思って真似してたらすっかり散歩癖がついてしまいました笑。

これで多分22時ぐらい 夏の夜は特に散歩が気持ちいい

私見ですがドイツ人は初対面の人間に対しては少し警戒してくる。最初に心の扉を開くのに時間がかかるけど、開いてしまえば本当に仲が良くなる、そういった意味では日本人に性格が似てる点がいくつかあるなあという印象。

ちなみにアメリカ人は初対面でも結構扉を開いてくれるけど、最初のうちは笑顔の奥が笑ってない。一見仲良しになったように感じるけど、そこからさらに段階があるように感じました笑。

※当然のことながら個人差ありです ヨーロッパはいろいろな人種が入り混じってるのでいろいろな特性を見かけることが多い

あと、ドイツといえばやっぱりサッカー。
息子共々サッカーチームに入って週末はサッカーに明け暮れてました。

子供達はドイツ人しかいない地元クラブチームに所属して、英語ですら全く通じない環境でプレイしてて自分の子ながら本当にすごいなあ、、、と感心しっぱなしでした。

所属していた地元サッカークラブチームのグランドは使い放題

ドイツのクラブチームは本当にすごくて、ブンデスリーガ(ドイツプロサッカーリーグ一部)をピラミッドの頂点にセミプロや街のクラブチームまで一貫した構造をしており、街のクラブチームですら、レストランやクラブハウスが併設された天然芝グラウンドがいくつもある施設を持っています。

週末の試合となれば子供の試合とはいえ、観客が入りゲームを楽しむ。サッカーが本当に文化となって庶民の生活に入り込んでいることを体感しました。

サッカーでよく使うドイツ語を最初に覚えましたが、よく監督や子供のサッカーでも試合中いつも耳にしていて印象に残っている言葉が

Gas geben !!

です。直訳すると、ガスを入れる、で、真意はやる気を出させる、はっぱをかける、スピードを上げる、という意味になります。つまり試合中に「何ちんたらしてるんだ、気合い入れてけ!」みたいな感じだと思います。

車にルーツのある表現というのもドイツらしいなあと思います。

ドイツ期間中は仕事でもプライベートでもその隣国に度々出かけていました。陸続きであることがアクセスの便をよくしてくれてます。

EU圏内なら入国審査もないので行き来がスムーズ。

次回はヨーロッパ周辺の国々での体験も紹介してみたいと思います!

(#2に続く)


この記事を作成したチェンジメーカーについて
名前:
Mal [One Global Co-founder]
略歴: 某モビリティ ソフトウェア企業でDirectorを務める。
欧米での海外勤務歴は8年以上、現在はベトナムやインドなどアジアを中心に世界を駆け回り、その傍ら芸術大学院でMFAを学ぶ


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