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心ぽかぽか、最上の癒し小説!



・ゆうれい居酒屋

「食と酒」小説の名手が贈る、心温まる居酒屋の物語
新小岩の居酒屋・米屋は気の利いたつまみとおかみの人柄で悩みを抱えたお客も癒されるのだが、じつはとんでもない秘密があって……。

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167918002

居酒屋とか食堂とか、普段の疲れを忘れるためにあるような場所ですよね。ちょっと「とんでもない秘密」ってのが気になるところですが…。
とても温かそうな、店の様子が描かれた小説ではないでしょうか?

初版刊行:2021年
刊行元:文藝春秋
定価:715円(税込)

・いのちの車窓から

ドラマ「逃げ恥」、「真田丸」、大ヒット曲「恋」に「紅白」出場と、
2014年以降、怒濤の日々を送った2年間。
瞬く間に注目を浴びるなかで、描写してきたのは、
周囲の人々、日常の景色、ある日のできごと、心の機微……。
その一篇一篇に写し出されるのは、星野源の哲学、そして真意。

https://www.kadokawa.co.jp/product/322109000612/

この作品は前読んだことがあります。複雑な心の移り変わり、葛藤を描き続けているのかと思いきや、ふとしたところで笑ってしまうような一面もあって面白い作品です。

ちなみに、最近これの続編が出たみたいです。是非とも読みたい!

初版刊行:2022年
刊行元:KADOKAWA
定価:660円

・大事なことほど小声でささやく

身長2メートル超のマッチョなオカマ・ゴンママ。昼はジムで体を鍛え、夜はジム仲間が通うスナックを営む。名物は悩みに合わせた特別なカクテル。励ましの言葉を添えることも忘れない。いつもは明るいゴンママだが、突如独りで生きる不安に襲われる。その時、ゴンママを救ったのは、過去に人を励ました際の自分の言葉だった。笑って泣ける人情小説。

https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344423800/

この作品、初めて見かけました。スナックのママのお話のようです。いつもは明るく振る舞うようですが、突如困難に直面。
強くあり続けても、それは見かけだけで完璧な人間なんていないということが分かる作品だと感じます。

初版刊行:2015年
刊行元:幻冬舎
定価:781円(税込)

・月曜日の抹茶カフェ

桜並木のそばに佇む「マーブル・カフェ」では、定休日の月曜日に「抹茶カフェ」が開かれ――。
ツイていない携帯ショップの店員、愛想のない茶問屋の若旦那、祖母が苦手な紙芝居師、京都老舗和菓子屋の元女将……。一杯の抹茶から始まる、東京と京都をつなぐ心癒される物語。(解説・けんご)

『月曜日の抹茶カフェ』青山美智子(2021)表紙あらすじ

人の繋がりはいつも「縁」だと実感できる作品でした。いろんな人との縁を大切にしたいと思う作品です。

初版刊行:2023年
刊行元:宝島社
定価:760円(税込)

・汝、星のごとく

ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。

風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。
ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。
生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。

ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000366625

ともに心に孤独と欠落を抱えた二人が、交わりそうで交わらず、成長する姿が描かれています。常に交わりそうで交わらない、そんな不完全燃焼な二人が描かれ、そして最後は衝撃的な展開を迎えます。

初版刊行:2022年
刊行元:講談社
定価:1,760円(税込)

今回は私が読んだ、もしくは見たことがある中から、心温まりそうだと感じた小説を5選紹介します🤗

疲れた心を癒す作品と言ってよいでしょう。爆笑する、思わず泣いてしまう、ゆるキャラが登場するなどなど、いろいろな形があると思います。

限界な人是非!




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