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ガチでおもろすぎた🤣 最近の激推し小説3選

・クスノキの番人

職を失い、腹いせに犯罪を起こして逮捕された玲斗。
伯母の千舟はクスノキの番人になるための修業をすることと引き換えに、釈放することを約束します。
番人になるための修業に応じた玲斗は…。

どんなクズでも更生することができるということを綴った小説のように感じます。職を失い、犯罪まで犯して、もう社会的に終わった存在ですが、思わぬ逆転を行い、まさに現代の下克上そのものでした。

『クスノキの女神』と呼ばれる続編もありまして、こちらは今年発売されたばかりの新刊です!ぜひぜひ!

初版刊行:2023年
刊行元:実業之日本社
定価:990円(税込)

・再愛なる聖槍

クリスマス、離れ離れだった親子が再び再会した。遊園地に行って楽しいひと時を送るはずが…。なんと、観覧車がジャックされ絶体絶命のピンチに。

観覧車ジャックの犯人は、昔の殺人事件の遺族であり、捜査を怠った警察や、適当な扱いをする社会への復讐。

誰かを愛することは素晴らしい感情だと思いますが、間違った方向に注いではいけないと思いますね。

初版刊行:2022年
刊行元:幻冬舎
定価:1,870円(税込)

・マチネの終わりに

二人の男女の恋模様を描いた作品。
最初は手の届く間にいた二人だったが、幾度の転勤や立場の変化などで、どんどん離れていき、ついには海を越えた関係性に。でも、あるものが二人を繋ぎとめていました。

恋愛って、海を越えても成立するものなんだと、読後の衝撃がとにかく大きかった作品です。遠距離恋愛とかで、東京と関西とかならありそうな感じですが、国境も海も超えての関係だったとは...。

しかも、最後がまた面白いんですよ(笑)思わぬ形で再会します。

初版刊行:2019年
刊行元:文藝春秋
定価:979円(税込)

ここ最近読んで面白かったものを3冊選んで紹介しました。
どれも突出してインパクトのでかい作品でした。これらの作品は自信を持って勧めたいと思います!
皆さんはどんな本がお気に入りですか?



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