見えないバトン
ラインが入る。
ル・クルーゼで作ってたピラフのレシピってある?
あぁ、この日を待っていたのかもしれない。
作ったものは 美味しかったらレシピに書きおこしていた。
気が付けば たくさんの美味しいレシピを溜め込んでいた
それが 頻繁に食卓に登場しなくても、、。
いつか、こんな風に聞かれる日がくるかもしれない と。
子供が大きくなって 巣立っていく時に
親ができることは そんなに多く残っていない。
幸せを願うことぐらいだ。
私に料理を教えてくれる人はいなかった。
母はいたのだが、残念ながらそういう関係になかった。
それも関係あるのだろうと思う
いつか、これってどうやって作るの?
と聞かれることを ぼんやり願っていた気がする。
料理のサイトで調べれば たくさん出てくる時代に
あの時のアレが作りたい。
と思い出せるようなことがあったら、わたしの勝ちだ。
長い年月をかけたその先に 手渡していけるものがある。
それが 子育ての醍醐味なのかもしれない。
見えるものでも、見えないものでも。
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