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ワンキャリアクラウドで「正しい競合企業」を設定する方法
採用マーケティングにおいて、3C分析の「Competitor」にあたる競合企業を正しく認識することは非常に重要です。また、採用における競合は、ビジネスにおける競合とは往々にして異なります。
正しく採用競合を把握をするためには、目次に挙げる3種類の企業を調べましょう。これら情報を総合的に判断することで、見るべき企業を設定できるようになります。「ワンキャリアクラウド採用計画」での調べ方を解説していきます。
1. 大学別の人気の企業を知る
弊社の運営する就活サイト「ONE CAREER」に登録する会員が「お気に入り登録」している企業(就職先の候補に入れている企業)の最新ランキング情報を「お気に入りランキング」メニューで調べることができます。
メニューから「お気に入りランキング」をクリックし、左側の検索軸に、業界や学生の卒年といった条件を入力していきます。また、「大学で絞り込む」に大学名を入力すれば、大学別のランキングに。ターゲット大学の就活生が今まさに、どのような企業に注目しているのかが分かります(全100大学に対応)。情報は毎週更新されるため、動きのあった企業を把握することも可能です。
ターゲット大学がまだ決まっていないという方向けに、「 #新卒採用のトリセツ 」で「ターゲティングの方法」の解説記事の公開を予定しています。
2. 自社と併願されやすい企業を知る
1.を見て単純にランキング上位の企業を目標に定めればいいかというと、必ずしもそうではありません。
有名外資系企業や大手商社を志望する学生にアプローチしたいというニーズは根強いですが、それらの企業を志望する学生に「自社にも応募する動機付け」をする為にもまずは現状把握が必要です。理想の競合と併願されているか、されていなければ現時点での実際の採用競合はどのような企業か調べましょう。
その際に活用できるのが「採用計画」メニューの「他社情報追加」機能です。この画面では「自社とよく比較される企業」「自社と内定者が被りやすい企業」を表示でき、実際に自社がよく併願されている企業を知ることができます。
それぞれの表示ロジックは、次の通りです。
自社とよく比較される企業
就活サイトONE CAREER上で、学生の「お気に入り登録」重複率が高い企業が順に表示されます。例えば、自社のお気に入り登録者数が300人だとして、100人の学生が自社と株式会社XXを両方「お気に入り登録」していると、株式会社XXは「自社とよく比較される企業」の上位に表示されることになります。
自社と内定者が被りやすい企業
就活サイトONE CAREER上で、学生会員がマイページから「どの企業から内定をもらったか」を自主的に登録する機能があります。こちらの実績が、自社と多く被る企業から順に表示されます。
ランキングで調べた「ターゲット学生の人気企業」と「実際に自社と併願されやすい企業」を見比べ、勝てる実現可能性を勘案したり、競合時の対策ができる企業を選定するのが「正しい競合設定」のコツです。
※「自社とよく比較される企業」「自社と内定者が被りやすい企業」は複数会員が登録した実績の統計結果であり、個人の情報を閲覧することはできません。
3. 受けた学生のクチコミが良い企業を知る
最後に、全く別の観点で「手本とするべき」企業の調べ方を説明します。お気に入りランキングは「選考開始前の企業への印象」が反映されやすい指標である一方、受けた学生のクチコミは「実際に選考を受けた印象」であり、良いクチコミが集まる企業は、今後、お気に入りランキングの順位も伸びてくる可能性を秘めています。
また、クチコミの評点が高い企業は「ターゲティング」や「コンテンツ設計」をうまく実施している傾向があります。直接の採用競合にするというより、貴重な知見を得られる企業として参考にすることができるでしょう。
クチコミの評点が高い企業は、ワンキャリアクラウドの「企業検索」メニューで「学生のクチコミ評価」で絞り込めば、簡単に探せます。
以上となります。ワンキャリアクラウド採用計画を、ぜひより良い採用活動にご活用くださいませ。