私の足元(エフェクターボード)
私が「ジャージたばた」と名乗り、アコギの弾き語りをするようになって6年以上が過ぎた。しかしながら私は一度もエフェクターボードなしでステージに立ったことはない。
通常、アコギの弾き語りをする際は、いかにアコギの生音に近い音を出すかということに気をつけて音作りをすることが多いため、音を大きく変化させるエフェクターを使用するミュージシャンは少ない。ではなぜ、ずっとエフェクターボードを置いてプレイをしているのか?
好きなのだ。足元に機材が並び、自分好みの音を出すことが。
幼い頃からセミやヤゴの抜け殻を集めたり、家の近くで見つけた化石の入った石を並べていたり、収集癖は人一倍だ。少年だったあの頃から何も変わっていない。
というわけで今回は、私ジャージたばたのエフェクターボードを紹介していく。
①右上 Maxon pd01 (パワーサプライ)
大学1年の冬頃に通販サイトで購入。5000円とリーズナブルであるが、10年使っていて一度も不具合を起こしたことがないタフな機材。なぜか使っている人に一度も会ったことがない。
②右端 KORG pitchblack(チューナー)
大学2年の春に購入。周りで音がなっている中でもチューニングするために購入。踏みやすいようにスポンジでかさ増ししている。BOSSと迷ったが、こちらのほうが安価だった。現在は新品はモデルチェンジしている。
③右中 Mad Professor Sweet Honey Over Drive Factory(オーバードライブ)
昨年10月に購入。通称「ハチミツ」一番の新顔。GRAPEVINEの田中さんが、アコギのブースターに使っていると知って購入。艷やかなボリュームの上がり方をする。エレキを繋いだ音も勿論素晴らしい。
④ 左中 Electro Harmonix Small Clone(コーラス)
大学2年の夏に通販サイトで購入。カート・コバーンのギターの音が出したいと思い、購入を決断。独特な音の揺れ方をする。バラードなどで使用。
⑤右端 BOSS DD3(デジダルディレイ)
大学2年の夏の終わりにリサイクルショップを3軒回った後に購入。切れ味の鋭いディレイサウンドが素敵。土砂降りの中ママチャリでリサイクルショップを回ったせいで、購入した次の日に39度の熱を出す。
⑥Lr baggs Para Acoustic DI(プリアンプ/DI)
大学3年の秋、自分の手元で音作りしたいと思い、購入。ピエゾピックアップ特有のプニュプニュした音が、この機材を通すとコシとハリのある音になる。
なお、パッチケーブルは全てCustom Audio Japanの切り売りのケーブルを使って手作りしている。
ギター同様、これまでの音楽人生を一緒に歩んできたこれらの機材も大切に使っていきたい。