見出し画像

みやぎのぷらっつvol.8に出演した話

昨日、私は仙台enn3rdにて、「みやぎのぷらっつvol.8」に出演した。このイベントは、大学時代からつながりがある音楽仲間たちが8年ほど前から行っているイベントである。
「大学を卒業しても音楽を続けられる環境を作りたい」という思いから、年1〜2回ほどのペースで、様々なアーティストに声を掛けている。
私のような弾き語りをする出演者もいれば、メタルバンドもパンクバンドも、はたまたピアノの弾き語りもあったりと、普通のライブイベントであればなかなか対バン出来ないような方々と同じステージに立てるのがこのイベントの魅力の一つでもある。
私はもうこのイベントに6回ほど出演しているが、毎回違ったバンドとライブすることや、顔なじみとなったアーティストのステージを見るのが楽しみになっている。
そして、このイベントに少しずつ変化が現れてきている。結婚した出演者が増え、その家族がライブハウスに足を運ぶことが増えてきているのである。
「類は友を呼ぶ」とはよく言ったもので、出演者の家族も音楽好きな方が多いようだ。その甲斐もあってか、昨日のライブも出演者はもちろん、お客さんも大いに盛り上がるイベントになった。

そんな中、私は今回ジャージたばたとしてだけではなく、セッションバンドの一員としてもステージに上がった。
久しぶりのピンボーカルとして演奏したのは、怒髪天の「オトナノススメ」
アラバキロックフェスで、本人たちを生で初めてみて、キラキラとした笑顔でこの曲を演奏したのが印象的で、是日カバーしてみたいとメンバーに持ちかけたのだ。

サビの「オトナはサイコー!」のフレーズが大いに盛り上がり、みんな笑顔でステージを終えた。
歌いながら思った。「こういう年の取り方をしていきたい」と。

出演者の多くはそろそろ30歳を迎える。打ち上げで聞いていると少しずつ責任ある役職を任される方も増えてきているようだ。
仕事に邁進するのはもちろん大切であるが、仕事以外の場所で自分の好きなことを思い切りぶちまけられる環境というのは非常に尊いものである。大変なことはあれど、音楽の力でみんなて乗り越えていく、そういうイベントなのだろうと私は思った。

いつか私が親になったとき、胸を張って自分の子供に「オトナはサイコー!」といえる大人でありたい。そのために、このイベントを良い形で続けていけるよう、私自身も出来ることに取り組んでいきたい。

イベントを運営してくれて、私のような出演者の我儘も叶えてくれる友人たちには感謝してもしきれない。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?