ミンが育休中にリスキリングできたのは
ミンが1年半ぶりにnoteを更新した。noteを始めたときは26歳だったミンも30歳になった。どうやら人類はみんながみんな、1歳ずつ年を取るようだ。私はミンは☆☆歳とか♡♡歳とかになるような気がしていた。
ミンが更新したnoteの内容は育休中に英語の勉強をしたらTOEICの点数が805点から940点になったというものだった。国が育休中にリスキリングをと言って炎上していたけどミンはリスキリングに成功しているじゃんと思って、私はその話は世の中に対して言った方がいいよと言った。しかし読んでみて思ったのは、よく805点から点数を上げようと思ったなということだ。聞くと、転職時に求められるレベルというのがありそれを目安としたらしい。
ココ・シャネルの名言に
というものがある。こういう名言があるんだけどさとミンに言ったとき、ミンは「知ってる。ココ・シャネルもミンと同じこと考えてるって思った」と言った。私は「運命だったらまた会えるでしょ」と言うつもりだった。ミンはクリスチャン・ルブタンの靴を履きたいとも言っていた。私はミンから聞くことでそういうものがあるということを覚えていった。
ミンはこうなりたいというものを見つけられるのだと思う。私はミンのそのイメージを掴むのに時間がかかるけど聞いているといい感じな気もする。もとが805点だからな、それより上の点数も目に入りやすいよなとも思うけど、自分が得意なものとなりたいものを考えてその中からいい方法を選ぶのも上手なのだと思う。つまりリスキリングの前に何を学ぶかということがあるのだろうし、何を学ぶかの前にどうなりたいかというのがあるのだろう。ミンは人のやりたいことを汲み取るのが上手いと自分で言うので他の人のことまで考えてあげられるのかもしれない。
私は最近、ノーベル生理学賞受賞者のカリコー・カタリンに関する講演を聞き、4冊の本を読んだ。印象的だったのは『mRNAのひみつ』の中で小学5年生の女の子がカリコーさんの話を聞いて「きゃあ、女の人だわ!」と言ったこと。そして『カリコ博士のノーベル賞物語』の中に「もし、これを読んでいるあなたが科学者になりたい女の子なら、私からあなただけに特別なメッセージを送ります。全力で頑張れ!そして、どんなものにもあなたの進む道の邪魔をさせないこと。夢は大きく!」というカリコ―さんからのメッセージがあったこと。カリコ―さんもわざわざ女の子という単語を入れているのだ。私はカリコーさんになりたい。