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対話 dialog
長年、いろいろな疾患群の集団、その行動と傾向、そして、社会認知の傾向をみておりますと、
疾患群としてスケールがあることは、その疾病群の社会認知の上では力になるんだなぁと思うことが多々あるのですが、
同時に、疾患群のなかに、いくつもの小集団が分かれている場合、
そこには内集団と外集団、同一集団の向社会性がうまれ、
それ自体の良しあしというよりも、
ある種のネットワークの広がりに対しては抑制的になる傾向が副反応として生じる側面
つながったほうが、影響力も存在感もかわる
対社会的なメリットも大きくなる可能性があることは、
ネットワーキングの効果を有効化していかれた認知症での取り組みや、精神障害者をとりまく、全体の向社会性の高まりによって、前例として知ることができます。
社会にどうのように映っているのかの?
認知症は、私が認識するうえでは、難病患者の取り組みと当初、かわらないようなところから始まっていきましたが
この数年で、グンとスケールも活動のアクティブさも変容しています。
がん患者の取り組みも同様、
それぞれに課題があるにしても、その段階をうまく乗り越えていかれているように映りますが、
どこに違いがあるのかとした比較というよりも、
そういう全体を俯瞰して眺めた際に、 活性化しにくいことで、利益をえられない人は誰なのか?ここがアクティブになると、
メリットやその恩恵が受けやすくなる患者が増える
私は、そこがずっと気になっています。
協働できるようであれば、ぐんと加速する可能性が広がっていくような印象を受けるのは、
こうしたネットワーキングおける課題は、地域の支援連携の中にも同質の、社会障壁があったからです。
最初は「それは無理だ」となりがちですが。
こうした社会課題に取り組むうえでも、レッテルや心理的な防衛規制、事情(仕事が増えるのが嫌だ、優先順位が)が大きいと感じましたが、
就労の複雑にみえる課題改善の糸口、集団のメリットになることが、理屈ではなく、目の前で実際的に就職者が増える・・ということや、説明できる、おこると、「一緒に協働しましょう」と、県ともつながりが生まれていきました。最終的には人と人のつながりの変化でした・・・感動的な場面でした。
知ることにより、心理的なハードルは下がっていきます。
(処理流暢性・・はじめてきくこと、複雑そうなこと、知らない、が知っているに変わると、人の認知の処理への負荷がへり、心理的・精神的なハードルも低下する傾向がみられるといわれます)
イノベーションは、その内部の多様性を受け入れるところの考え方、
イノベーションは『対話』的な性格を内包しているよいうにみえます
そこを乗り越えられたら、難病、難治性疾患、長期慢性疾患患者、
治療と仕事の両立、その取り組みは、グンと変わっていく
そのヒントは、どうも
‘対話‘にある
そんな気がしていますが
皆さんはどう思われますでしょうか
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