医療と就労とクリエーションと
医療と、就労と、クリエイティブと
2005年に小林武さんが立ちあげたKURKKU(クルック)のオープニングパーティーのお誘いをうけ、原宿から徒歩10分ほどのクルックに向かったのは、もう10年以上も前の話
お店のスタッフとの交流があったため、オープニングに呼んでいただいただけで、小林さんともミスチルとも、深い関係は勿論ありません。
しかし、そうした緩やかな関係のなかで、
僕は小林さんや桜井さんがAPBANKで見ていた、
循環可能な社会の大切さを医療とアートの狭間から眺めていた
アートというのは、医療現場に身を置きながら、ギャラリースペースを2店舗ほど経営していたこともあり、医療現場と、アートやデザイン、クリエイターやアティスと、イラストレーターや芸能人の方の知り合いが出来ました。
ビジネスネームのため、医療現場の人との縁とは繋がっていませんが、
難病領域の現場に足を踏みいれて見えた世界は、きらびやかに映るデザインやアートの業界のそれとは対照的にも、社会が阻害さえ感じる、スポットが遠い世界でした
イシュードリブン・・医療とデザインやアートの融合により、社会でこまっている人の役に立つ生き方をずっと考えてきたこともあって、僕は、一番自分が役に立てる場所を探していた。
しかし、ここだけでなく、社会の中には、あちこちにそういう場所があることもわかってきました。
しかし、華やかなギャラリーでスポットライトが自分にあった場合も、常にこれでいいのだろうか・・という埋まらない感情がもやもやと立ち込め、医療現場でもうまらない、
日本の社会では、困っている人にはそこそ支援のが手が伸びるが
ほんとうに困っている限界領域にはスポットさえあたりにくい、価値が見えるところに置かれていないと
価値はあるのに、です。
医療の経験の20年の時間は、人をキャラクターや、性格だけでは見ない訓練をびっしりとされ、人を医学的、解剖や生理、状態でみる
医療が社会に出ていくとき、
そうした視点を社会に持ち込むことが出来るのではないだろうか・・
僕は、都内にいくと、クルックでごはんを食べ、お店をのぞいて、サスティナブルな空間、スタッフとの会話に、居心地の良さを感じている
現在は東京から1時間ほどの、千葉県木更津に東京ドーム4個分にも広がるスペースで、持続可能な循環型の農場経営「クルックフィールズ」を追求されているとのこと
いずれ、多くの人と、治療をしながら生きる人の当たり前の社会参加
その循環について、どうしていくのがいいのか、
異分野のクリエイターや学者、社会全体のイシューとして、
セッションができればと、夢、いや、目標を描いています。
描けたことの7割は実現していると
カーネーギー氏が書いた本を読んだのは19歳、
医科学的な、視点と言いながら、そうした青の時代に出会った言葉の影響を受けているという矛盾を内包しながら、
疾病と人の生に光が差す日を夢見ている
夢見ごこちで終わらせてはいけない・・
フォーブスを読んでいたら、小林さんの記事を目にし、
10数年前の記憶に飛びまして
もう少し準備ができたら、いろいろな方々に相談行脚にでかけようと思っています
なんとかしようではなく、
なんとかなる
未来をクリエイトしよう