思考は現実化するの違う視点
思考が現実化すると聞くと、何もかもが思い通りになると錯覚してしまう。これがネックで違う現実化を起こしてしまう可能性がある。では、どうしたらいいのか。
現実化の言葉の罠
現実化するという言葉がそもそも惑わしているように考える。例えば、お金が欲しいという思考をすればお金がやってくると思ってしまう。よく引き寄せの法則で言われるのは、「お金が欲しいという現実を作ってしまう」。これも法則を学べば理解できる。しかし、ここで違う視点を持つことも大切だと感じる。
言葉の力
言葉には力があると言われている。代表的なものは「言霊」である。しかし今回は違う一面をフォーカスしたい。それは、言葉を聞いてその言葉から派生する思考である。「思考は現実化する」と聞くと私は目の前の景色が思い通りになる、と考えてしまう。これは個人差があると思う。少しずれているかも知れないが、会話をしていて噛み合わないことはないだろうか。これは、お互いの認識がずれていることを指している。同じ「言葉」なのに解釈が変わってしまう。今回はこれを「言葉の力」としている。
言葉を置き換える
言葉の罠と言葉の力を見た時に「現実化」と言う言葉を違う言葉に置き換えるとイメージが変わるのではないだろうか。例えば、「思考を変えると自分が見たいものが変わる」」「思考を変えると自分が観る世界を変える」「思考を変えると物事の捉え方が変わる」
今挙げた言葉と「思考は現実化する」とでは印象が変わると感じる。そして、その言葉を聞いてイメージする映像は違うはずだ。言葉を変えるだけで脳内で想像される映像が変わるのは想像できないだろうか。
現実を変えることがゴールではない
思考は現実化するのゴールを現実を変えるとすると苦しくなる人もいるのではないだろうか。情報に触れて実践したものの変化が起きなく挫折する。こんなことを繰り返し次第には諦めてしまう。それはゴールを現実を思い通りにすると決めているから。そもそも現実が変わるのは、その人の波動が代わりそれを維持し続けることによる副産物である。現実化はあくまでもおまけと捉えた方がいいと考える。本当のゴールは、波動を思い通りに保つことである。波動を整えるために見方を変えたり、意識を変えたり、反応していたことを一旦客観的に捉えてみたり、心が軽くなることを選択したり。
まとめ
思考が現実化するのはあくまでおまけであって、そのおまけの前段階が大切である。そのために日々できることがあるのでそれをコツコツと積み重ねることで「思考が現実化する」というゴールに辿りつく。そう思っていってみよう。