反対を欲する
何か欲するときはその反対側を所持していることなる。
息を吸いたいときは、息苦しい。
お金が欲しいときは、金欠。
もてたいときは、非モテ。
このように欲しいものの反対側を持っていることとなる。
このことで世の中や周りを見渡してみると
景色が変わりそうではないだろうか。
この言葉を起点に考えてみると世の中が反転する。
全ての裏を見ると疑心暗鬼になるかもしれないが、
客観的に俯瞰することを心掛けていれば
偏った見方を防ぐことができる。
目の前に見える景色の裏には
目に見えない景色も存在している。
その見える景色だけを現実と捉えるのではなく
見える景色を想像してみることも大切だと考える。
表舞台にはあがってこないもの。
表舞台から消されたもの。
M-1グランプリやキングオブコンも
表舞台(決勝)に立つ人は勝ち抜いてきた人たち。
その後ろにはたくさんの敗者がいる。
テレビのタレントもそうであろう。
様々なオーディションを受けてようやく出演できる。
私たちが見てるものは氷山の一角で
見えないものがほとんどだったりするのかもしれない。
さて、タイトルは
「反対を欲する」
であった。
王(チャンピョンやキング)は王になりたいと思わない。
すでに王であるから。
社長は社長になりたいと思わない。
社長だから。
そうじゃない人がそれを欲する。
わたしは何を欲しているだろう。
あなたは何を欲しているだろう。
エネルギーの(引き寄せ)話をすると、
あたなが感じていることと
同じエネルギーを引き寄せる。
不足感を抱く限り、
常に不足感がやってくる。
さぁ、何を欲しようか。
そして、その反対の何を持っているのか。