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状態が欲しいのか、感情が欲しいのか

こうなりたい、あれが欲しい、こうしたい。
人には色んな欲がある。

・状態
・所有
・行動

最終的に、どの欲が欲しいかを考えてみた。
最近は、「感情」に意識を置いているので、
どんな「感情」を欲しているか掘り下げてみた。

1.最後は感情が残る

例えば、食べる、買い物をする、コミュニケーションを取る、
出かけるといった日常がある。
この日常に起こす行為は、なぜ起きるのか。

食べるであったら、満腹感を満たしたい。
満腹感を満たすことによって、幸せを感じたい。
買い物であれば、欲しいものを手に入れて、
幸福感を味わいたい。
高級な物を買って、優越感を味わいたい。
コミュニケーションは、思っていることを伝えて理解してもらいたい。
愚痴を聞いてもらって、スッキリしたい。

全て、感情が最後にくる。
目的が感情を味わうこと、と言い換えることができる。


2.感情の手前が状態

感情を味わうためには、状態が必要となる。
所有で考えると分かりやすい。

お金がたくさんあると、嬉しくなる。
(なくなる不安も出てくることもあるが)
人気のアイテムを持っていると、優越感を味わ得る。
大好きなスイーツが出てきたら、嬉しい。
このように、状態がないと感情もわかない。
そもそも、状態がないことはあるのだろうか。
今のわたしには分からない。


3.行為が状態を作る

状態の前段階には、行為が必要となる。
稼ぐことをしないと、お金は入ってこない。
購入しないと、好きなアイテムは手に入らない。
こちらも購入しないと、好きなスイーツは手に入らない。

プレゼントという経路もあるが、これも行為に含まれる。
自発的、受動的をひとくくりにして、行為とする。
道端で拾う、懸賞に応募するも行為になる。

よって、状態の前には行為が必要である。


4.感情の先取り

引き寄せの法則などで、感情の先取りをすると
引き寄せやすくなると言われている。
今まで書いてきたことが矛盾となる。
行為、状態がないと感情を味わえないと言ったからだ。

ここで、考えてみよう。
なぜ想像するだけで、感情が動くのだろうか。
なぜイメージしただけで、嬉しくなったり、怒ったりするのだろうか。
イメージが行為で、そのビジュアルが状態となり感情となるのだろうか。
合ってるかなー。

今まで書いてきたルート(実際の行為、状態、感情)でも良いし、
想像して感情を味わっても良くて、ルートは一つだけではなかった。


5.欲しいのはどれ

例えば、お金持ちになりたいと願っている人がいる。
この人は、お金の所有が欲しいのか、
お金があることでの安心感が欲しいのか。
お金を使って、欲しいものを手に入れたいのか。
欲しいものを手に入れて、優越感を得たいのか。
どちらの可能性もある。
意識、無意識に関わらず

感情

を欲していると考える。

安心感を得るためには、お金以外もあるはずだ。
行為としてお金を稼ぐこと以外に、
好きなものに囲まれる。
好きな人と一緒にいる。

今欲しているものは、一体なんだろうか。

一度、考えて整理してみると、
本当に欲しいものが見えてくるかもしれない。


今日はここまで。
おしまい。

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