♩ 毒吐きの嘘吐き(ドクハキノウソツキ) - original song
ねえ、私はあんたが羨ましいわ
そうやって安全な場所で言ったり来たり
指先ひとつ ちょっと動かせば
気に入らない奴らに 攻撃ができるわ♪
「ねえ、あんたのその話し方が気に食わないの。」
「あんたのその顔がムカつくのよ。」
「ちょっと話し方変えたら?」
「その顔 直したら?」って
少し言えば スッキリするんでしょ?
そうやって簡単に
君は言葉を送ったりするけど
本当は何を求めているの?
そんなところで ひとりで
羨ましいわ
私もそうやって自分の好き勝手に
あいつやこいつに いらんこと言ってスッキリしたいわ
ねえ、今どんな気持ちなの?
あいつらなんて、私より何もできないくせに
こうやって好き勝手 歌ったり話したりしてて 羨ましいのね
嗚呼、いったい何回こうやって画面の遠くへ言葉投げたら
私の心が満たされるのかな なんて わからないわ
「助けて」と言う声の代わりに
あいつのことを攻撃してやりたい
そしたら 私のこのスカスカな 心のコップが満たされるのかな
わからないの
こうやって 愛を受け取ることも知らないから
わからないの
どうやって あいつやこいつに私を見てもらえるのか、が
だから 本当は逆のことが言いたい
「愛してよ」の代わりに 嫌って
僕は本当は何を求めているの?
わからないから こうやって ずっと満たされないんだ
ここで歌ってるだけ
画面の向こうへ 届かない手を伸ばして
空に毒を吐くの
でも 誰も受け取ってくれないから
僕が吐いた毒は、僕へと
いつも降りかかって 息が苦しいんだ
ねえどうして まだ、まだ、こんなに・・
暗いの ひとりの夜が
どうして、どうして、ただ・・
「私、愛されたい。」
それだけなのに、なんで?
こんなことやったって 満たされないわ
ねえ、誰か教えて
愛され方と 愛し方と 自分の慈しみ方
わからないから くだらないから
こうやって言葉吐いて
今日もひとり 泣いているの
空は まだ少し どんよりしてる
今日も小さな四角い箱を見つめて
あいつやこいつが謳ってる姿見て 羨むのよ
ああ、私の方が格好良いのに
私の方が色々知ってるのに
どうして誰も愛してくれないの?と腹が立って
また 毒を吐く
僕にそっと 僕の毒を吐き散らして
身にかかるそれは 誰のついた嘘(コトバ)
わかってるのに
愛されたくて 辞められないのよ
この 一人遊び
本当はね わかってるの
こんなことしたって 何も変わらないこと
変えたいのは
四角い画面の向こうの あいつやそいつじゃなくて・・
本当は知ってるの、自分のことは
だけど 見つめるのが怖いから
あいつやそいつに代わりに投げるの 「アイ」の言葉
ねえ、誰か・・
ねえ、どうか・・
ねえ、いつか・・
「見てよ。」
「愛されたい」と素直に言えば、
もしかしたら 変われるのかも なんてね
でも まだ言う気が出ないから
今日は少しだけ・・
明日になれば 何か変わるかな?
なんて淡い期待を素にして 今日も投げかける
毒を含んだその言葉
自分にかかっていることは、私が一番知ってる
気づかないふりすることも 少し疲れたから
ねえ、誰か助けて・・
なんてね
言えないよ・・
⚡️
カポ4 いつものコード
作詞・作曲:mugi.