
ONE REPORT:おにぎりの定番具材と言えば…
皆さんはコンビニでおにぎり類を買うときに、なぜかいつも購入してしまう具材はありますか?
筆者は、「から揚げ」や「海老マヨ」「チャーシュー」など、ちょっと気を引く具材にも興味は唆られるのですが、最後は大体「しゃけ」「こんぶ」「辛子明太子」で落ち着きます。
自分の中では上記が「THEおにぎり」なのですが、世の中の定番の具材はなんなのでしょう?
ということで、今回は大手コンビニ3社のレシートデータから、おにぎり類の人気ランキングを作ってみました。
・ 期間:2020年5月1日〜30日
・セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンのレシート
・「おにぎり、おむすび、手巻、直巻」と表記される商品
※セブンイレブンの「ツナマヨ」に上記文字が含まれていなかったため、セブンイレブンのみツナマヨ(7種類)は追加
※ローソンの「金しゃり」(おにぎりブランド)も同様に追加(13種類)
・・・
ローソン:人気は「シーチキン」と「さけ」
ローソンではTOP1、2に「シーチキン」がランクイン。
次いで「鮭ほぐし」、「金しゃり焼さけハラミ」、「日高昆布」と続いていました。
大きく括ると「シーチキン」と「さけ」ですね。
7位に「金しゃり塩にぎり」がいることも興味深いですが、8位の「エビラー」(エビマヨラー油)、10位「のどぐろたれ焼」は定番(?)ではないにせよ、食べてみたい気持ちをそそるネーミングです。
またランキング外ですが、11位に「悪魔のおにぎり」が食い込んでいました。
ローソンでおにぎりを買う方は、良い意味で主力と際物(?)、どちらを選ぶか迷わされているのではないでしょうか。
・・・
ファミリーマート:こちらも人気も「シーチキン」と「しゃけ」
ファミリーマートでは、1位「手巻シーチキンマヨ」2位「和風焼しゃけ」、3位「直巻和風ツナマヨネーズ」4位に「手巻き紅しゃけ」と、こちらも大きく括ると「シーチキン」と「しゃけ」。
ちなみに、ファミリーマートのおにぎりには「手巻」と「直巻」の2種類があるようです。
※リンク先はどちらもファミリーマート公式サイト
手巻はキリッと三角形、直巻は優しく円柱形。
筆者はどちらも試しましたが「パリッと手巻」と「しなやか直巻」、どちらも形状のイメージ通りの海苔の食感が楽しめました。
・・・
セブンイレブン:「しゃけ」を筆頭に様々
「おにぎり、おむすび、手巻、直巻」と表記される商品数が唯一100を超えていたセブンイレブン(「ツナマヨ」表記を含めて113種類)。
1位「しゃけ」に次いで「南高梅」「辛子明太子」「昆布」と定番の具材が上位に並びつつ、5位以降「とんこつ煮玉子」「赤飯おこわ」「とり五目」「チャーハンおむすび」がランクイン。
スタンダードな具材以外のおにぎりも人気なようです。
他2社と比べると、シーチキン(ツナ)がランクインしていませんが「味付のりツナマヨネーズ」はギリギリランク外の12位と奮闘はしています。
ちなみにセブンイレブンの「ツナマヨ系」で見つかった表記は7種類
・味付のりツナマヨネーズ
・五穀ごはんツナマヨ
・和風ツナマヨネーズ
・具たっぷりツナマヨネーズ
・大きな昆布ご飯ツナマヨ
・手巻寿司和風ツナマヨ
・細巻寿司和風ツナマヨネーズ
これら全ての買取数を足すと、セブンイレブン内のランキングで「とんこつ煮玉子」を抜いて5位まで浮上します。
同種類でも色々な商品を複数並べ、消費者に色々選ぶ機会を提供することが、セブンイレブンのおにぎり棚の特徴かもしれません。
・・・
結論:やっぱり強い「シーチキン」と「鮭」!
各コンビニ、少しずつ様相は違いましたが、TOPに「鮭」は入って来ていました。
また、2コンビニでは次いで「シーチキン」、セブンイレブンでも7種類のシーチキンを合算するとTOP5に食い込んでいました。
結論、ONEユーザーがふと手に取ってしまう、定番の具材は「シーチキン」と「鮭」でした。
とはいえ、定番以外にも色々な具材が人気な様子、定番ばかりが買われている訳ではないのですね。
みなさんがよく買うおにぎりの具材はランキング内にありましたか?
普段は何気なく選んでいるおにぎりですが、少し横に目を向けて、たまには普段と違った具材を選んでみるだけでも楽しいかもしれません。
・・・
ONEでは、毎日全種類のレシートをユーザーの皆さんから買取り、回答いただいたアンケートの情報と併せて、多くの情報を分析しています。
1枚では紙切れかもしれませんが、多くのレシートをまとめて集計すると、多くのことが見えてきます。
今後も引き続き、データを分析・公開していきます。
もしこちらの記事で興味を持たれた方は、こちらよりONEをインストールできますので、ぜひ一度「画像撮影がお金に変わる体験」をお試しください。
弊社のデータを元に分析されたい、またはユーザーの皆さんとコミュニケーションを取りたい企業の方がいらっしゃいましたら、以下Webページをご確認いただくか、直接こちらまでご連絡ください。