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(公務員の仕事)予算要求の実務(うまくいくコツ)

今回の投稿は、予算要求の具体的なやり方(うまくいくコツ)を説明する内容です。といっても、自分はまだうまく説明できないので、、、

以下の説明は、島根県庁の「とある部局」が行った「予算要求の勉強会」の資料を入手し、転記したものです。

自分とは別の部局ですが、経験値の高い担当者が書かれたもので、広く通用する内容だと思いますので、この場で披露させていただきます。

予算要求をするとき、意識すべきこと

1 「現状」 → 「課題」 → 「対策」 の流れで、考える

 ・最も大切なことは「現状」の把握
 ・現状困っていること(課題)に対して、予算を投入し、解決を図る
 ・共感してもらうべきは、優れた対策ではなく、「困っていること」
 ・そこを共感してもらえれば、「対策」は一緒に考えればよい

【要求検討の流れ】

【よくある話】
「対策=予算」だけが先行して、現状把握が不十分
 ・「より良くなる」という考えは大事だが、お金をかければ当然良くなる
 ・だれもが予算措置が必要と感じるには、しっかりした現状把握が重要

この1点めは、意識してやらないと【よくある話】みたいになってしまいがちだと、今回の予算要求でも感じました。

2 定性的ではなく、定量的な説明をする

 ・「感情やあるべき論」のみで、現状や課題の言及が不十分では理解を得られない
 ・可能な限り数字で、定量的な説明をすることが大事
 ・数字は現実を表し、説得力があるので、この点を意識することは重要

 この2点めについては、日ごろの仕事において、自分でも意識していることですので、すんなりと取り入れられました。


3 まとめ

予算要求の考え方、資料のつくり方は、ビジネスをする上での、一般的な「論理的な考え方」「わかりやすく説得力のある資料のつくり方」と通じるものであり、ヒントを得るためにビジネス書を読むのも良いと思います。






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