思いがけない仕事をする事に
病気のおかげで、気になっていたけど実際にすることは無いだろうと思っていた仕事を、今しています。
病気になって良かったとは全く思っていませんが、良いきっかけになったのかもしれません。何年か経った後も良かったと思えるように、今を楽しもうと思っています。
昨年12月に脳梗塞になりました。
あれから10ヶ月がたって、傷病手当を受給出来る期間が終わり、身体もだいぶ回復してきたので仕事を探しを開始。
前職は病気になる前に早期退職をしていたので、以前の職場へ復帰は考えていない。前職の関係先で頂いていた仕事のお話は、なんだか気が進まない。しかし、そうも言っていられなくなったらの時の為に、最後の切り札としてとって置きたいとは思っている。
私の仕事探しの条件は、「週に数日」「短時間」「年齢59歳」「土日勤務可」「時間帯指定なし」「時給は高い方がいい」。パートやアルバイトなら何かあるかと簡単に考えていたが、該当するところは少なく、あっても私の苦手そうな職種が多い。
たとえ働けたとしても大した収入にならなさそうで、同じ少ない稼ぎなら好きな事や興味のある事をした方がいいかも。と思い、少ない募集の中でいくつかの職種の求人募集にエントリーしてみた。最終的に受かったのはWEBライターの仕事。
私が採用されたWEBライターの仕事は、「初心者OK」「プロジェクトがスタートしたら、私を担当する別の人も動きだすので、途中で投げださず最後までやり遂げるのが最重要条件」。この説明で、特別な筆力がなくても出来るけど、困難で割の合わない仕事だと想像できる。
ただ、ありがたい事に締め切りが設定されていない。
それならと思い(他の仕事は不採用だったし)取り掛かることにした。
記事が良ければ継続依頼もあり、その時は少し報酬が上がるというのがモチベーションになる。
執筆文字数が私的にはかなり多い上に、画像もつけて、普段好き勝手に書いてるnoteとは違い校正と修正を重ねて、やっと納品にまでこぎ着けました。
思ってた以上に脳の疲れが激しくて、納品までの間はしっかり体調管理をしながらコツコツ積み重ねてやり遂げられたのは、自分自身の脳疲労のタイミングや度合いを知ることが出来た。こうしたら大丈夫という自分自身の取り扱いがわかり、気をつけて挑めば大丈夫、と思える自信もついた。
調べて書く作業も楽しめて出来たし、少なくても報酬があって何かをするのは、生活の全てにハリが出る事を実感する。
おかげさまで、継続で仕事の依頼を頂けたので、経験を積むべく今回も真摯に取り組もうと思う。
思いがけない方向に向かい始めていてどうなるのか先が見えないが、今を楽しんでいけばなんとかなるかなぁと、まずは楽観的に考えている。
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