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【これってセカンドオピニオン?➁】急性期病院で再び受診


脳梗塞になって急性期病院に入院。
その後無事に内科的な治療が終わり、左片麻痺の後遺症が残ったので、リハビリ専門の回復期リハビリ病院へ転院。
色々と思いがけない事が起りながらも麻痺は、奇跡的な回復を遂げ退院後は整形外科に通いながらリハビリを行なう事になりました。
生活混乱期と言われる退院後まもなく、さまざまな喉に関する不調が起きて来ました。
塩味や脂を強く感じたり、口の中がいつも苦いとか、いのも喉に何かが詰まっているように感じる、声がかすれて来たなどなど…

退院後から診てもらっている最寄りの総合病院の脳神経内科の主治医は良い方で、丁寧に傷病手当の申請書を書いて下さったりしているのだけど、喉の不調に対する原因究明の仕方に疑問を感じて、一番最初に診てもらった病院へもう一度行ってみる事にしました。


再び急性期病院へ

8月15日に急性期病院へ行こうと決めたのだけど、お盆に病院ってやってるの?てな感じで相変わらず病院初心者な私。
約1時間かけて行くのだから無駄足にならないようにと、病院のサイトを見ると休みの記載なし。
行く前日の外来リハビリで担当の理学療法士さんに「お盆ってドクターは休まないの?」と尋ねると、病院関係はお盆に休診じゃなければ、たいていお盆だからと言ってお休みは取らないはずと教えてもらう。 


当日、お盆だからむしろ空いているかもしれないと淡い期待を持って、早すぎる事なくそれでも早めに出発。

私が入院していた急性期病院は、この近辺では救急車に乗せられたらほぼ全員そこに搬送されると言うような病院。
着くと想像以上に混んでいてお盆は関係ないんだ…と思っていたら、それでも空いて居るぐらいなのだと話している声が聞こえる。
入院中何度か離れた棟のリハビリ室に行く途中、ロビー近くを通った時に夕方の駅チカみたいに混んでると思ったのを思い出す。
確かにそれよりはずっとマシだ、やはり今日来て正解だったとほくそ笑むがそれからが長かった…

受付を済ませて延々と待つ事3時間くらい。その間待合室の無音のTVで、ちゅらさんを見て、平和式典を見て、高校野球が始まり、ニュースを見て、また高校野球が始まった頃にやっと呼ばれた1128番。 
内科の診療ブースは14あって、そのうち5つが初診専門。それでもこの待ち時間です。


ドクターに今までの経緯を事細かに聞いていただき、検討すると言われて再度待つ事に。
思いの外、若いドクターに「お盆にお仕事大変ね…」と親戚のおばちゃんを発動しているので、再度の待ち時間も意外と長かったけど大きな心で待つ。



再び診察室へ

再び先ほどの若いドクター登場。
「検討の結果、胃カメラで食道を確認する必要はないと判断します。
可能性として、退院後に小さな梗塞を起こしているかもしれないのでMRIを撮らせてください。それでまた検討しましょう。
次回からは梗塞を起こした時の状況がわかる、入院時の担当ドクターのうちの1人が診察させていただきますから安心して下さい。」
と、言われてMRIの日と、検査結果を聴く日の二日分の予約を事務の方が取って下さいました。
事務員さんは、患者数が多く対応に慣れているのでしょう、都合が悪い日に検査があったてしまっている事を告げると、他の都合が悪い日も訊いてくれて素早く取りなおして下さいました。

再来週にMRI、9月に入って早々に検査結果を聴きに来院する事になりました。


初診時選定療養費を払っても来てよかった?

初診時選定療養費って知ってますか?
私は今回の受診で急性期病院のサイトを見て初めて知りました。

選定療養費とは
「初期治療は地域の医院・診療所(かかりつけ医)で行い、高度専門医療は特定機能病院及び一般病床200床以上の地域支援病院で行う」という、考えのもとに厚生労働省により制定された定額負担制度(保険適用外の自己負担)。
初診特定選定療養費  7,700円
(紹介状がない場合) 
再診時選定療養費   3,300円
(病状が安定いして、かかりつけ医の紹介を申し出ても、引き続き受診を希望する場合)

私が診てもらったのは地域支援病院だったので内科の受付でこの制度の説明があり、その上での診療を受けるか?の意思確認がありました。
ちょうど初診を受付ける列に並んでいたので、私の前の方も同じ説明を受けて同意していました。受付が済んでから受付の様子を見ていると、説明を受けた全ての方が同意して診療を受けるようでした。
紹介状を見せている様子の方は、私が見ている時は見当たりませんでした。
別途費用が掛かっても診てもらいたいくらいに、深刻な症状の方がいらしているのだと思いました。

この選定療養費に関しては、後ほどもう少しnoteに書こうと思います。

ひとまず、怖くて拒絶していた胃カメラは今のところ飲まずに済んでます。













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