見出し画像

あの頃は、落ち込む余裕もなかったのに

先週の鍼治療の時、何の話からそんな話になったのか、身体の左側が全く動かなくなった時に、手をテーブルに乗せても滑り落ちるし、ベッドにサイドに座らされるとコテンッと左側に倒れてビックリした話をした。
先生が言うには、そうゆう時にたいていの方は酷く落ち込んでしまうのだとか。
私はあまりの想定外過ぎる自体に、麻痺ってそうゆう事なんだ!って、まさに「!」で「…」にはならなかった。なんだか大発見したような気持ちになっていた。そう思えた事が回復のカギだったのかもしれないと、先生が仰っていて、私も確かにそうかもと。
私は左片麻痺が想像を超えていて、落ち込む余裕すらなかったみたい。

それが昨日。先月から始まった書く仕事で、深く頭を使うと長くても2時間半程度しか動いてくれない脳ミソが、やたら悔しくて涙が出そうになった。PCを打つ指も思うように動かないし、全てが人の3倍以上は時間がかかる。速度が遅いなら時間を長くすればいいのに、時間ももたない。めちゃめちゃ弱くて胸のカラータイマーがすぐピコピコしちゃうウルトラマンになってしまった気分。


しかし、そこでいつまでもメソメソするのも悔しいから、ゲームして夜更かししてから寝ちゃいました(ふて寝どころかふてゲーム)。
って、話しをこれから鍼治療に行って、面白おかしく話して成仏させようと思う。
そして、いつもはしないのだけど、今日は帰ってから夜も仕事しようかな。
この悔しさは回復して来たから味わえるものなのだと思って、心に嫌な気持ちを閉じ込めるのではなく、こんなふうにガス抜きをして、今をコツコツと積み重ねるしかないのだと思う。
がんばれ自分。


先週の鍼治療院近くの蔦のようす
だいぶ葉が落ちて来ました



いいなと思ったら応援しよう!