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2月23日お花のお稽古 20本のチューリップ

2月のお花のお稽古は20本のチューリップ。
毎年恒例で、唯一可愛さ満開のお稽古だ。
もう8年くらいkoujienさんでお花のお稽古をしているのに、初めてのチューリップ体験。

いつもは花器も一緒に揃えてくださるのだけども、今回はお花に全予算が投入されている。この気合いの入った花材で今月は花束をつくる。

20本のチューリップはそれぞれ別の品種

花材の名前は画像の左から順調に、

八重咲きのタイプ
濃い紫∶ブラックヒーロー
小さい濃い赤∶コロンブス
赤に白縁∶ボイスメール
オレンジ∶ロレンゾ
白∶ガリレオ
黄∶シンビオーズ
黄にオレンジ∶ストライプクラウン
プレーンアプリコット∶タイブーツ
グリーンけっこう可愛い吉田先生推し∶メントン
小さい赤∶イルデフランス
細くて白∶ビューティトレンド
大きい茶色∶ブラウンシュガー
白淡いピンク∶ファーストクラス
白に紫∶フレミングフラッグ(先月も使った)

パロット系(花びらが少しカールしてる)
グリーン∶カリビアンパロット
濃いピンク∶マーベルパロット
オレンジと赤∶ディジェーパロット

葉っぱのふちが白∶フローズンナイト
ピンクフリフリ∶ハウステンボス
白ピンクの縁∶ビューティーピンク


20本のチューリップは存在自体が可愛いので、ただまとめるだけで素敵。でも、自分なりに素敵にまとめようと思うと微妙に曲がった茎や、お花の色合いのバランス、花のたけの長さなどなど、イメージ通りにならなくて難しい。
改めてアレンジの奥深さを感じつつ、あっちへ向けたり、抜き差ししたりしてバランスを見ながら組んでいく。そのうちに、茎がさらに曲がりくねってきたり、葉っぱが密集してお浸しみたいになって来たり、今月も悪戦苦闘の大集中。

けっきょく最後はバランスとかは諦めて、下の方に長いチューリップを置いて、その上に短いチューリップを置くことでなんとかおさめる。

包む紙は、濃いグリーン、わりとはっきりした黄色、透けそうなミントグリーンから選ぶのだけど、迷っていたら赤い紙とミントブルーも出てきてさらに迷って決めたミントブルー


今回のお稽古は、みんなさん早々に終えて一番時間を咲いたのはお花の名前を教えていただきながら、自分のお花と照らし合わせる事。みんな見るからにチューリップなのだけど、それぞれ微妙に形が違っていたり、色合いが違っていたり、凝った花びらだったり。昔のオランダでは投機つかわれて、高値で取引きされてたって話しも頷けるような。
他の花にはない不思議な魅力を感じる。


今回、花器は家にあるものを使うので、帰って来てから合いそうな花器を引っ張り出してきた。口が広すぎてもバラけちゃうし、茎を短くしたくないから高さが無いのも安定が悪い。あれこれ出し入れして仕上がったのがこちら。最初はくねくねしていた茎が、お水を吸って一日経つとピン!としました。


 真ん中のグリーン色はカリビアンパロット
開いたら白くなるのかしら、
みどりのままなのかしら


こんなにピンとするんだと不思議で、生きているのだなあと愛おしい気持ちに。たいせつにお世話して長持ちさせてあげよう。


 最初はこんなにくねくね


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