くその足しにもならないblender講座12(Blign整列アドオン)
執筆中に格好つけてナッツを食べていたら、全部ぶちまけました。全ての創作物とは何かしらの犠牲の上に成り立っております。伊藤です。
さて、今回は【Blign】と言う整列アドオンを紹介します。
CG制作をする際には、整ったデータ作りを意識した方が、結果的に効率は上がるかなと思います。
建築CGにおいても、制作初期など、床に椅子の足がぶっ刺さったり、浮遊しているパースなどを拝見します。こうした小さな不具合の積み重ねが、違和感を助長してしまうと思うので、整列ツールを味方につけるのはオススメです。
ここでは様々な位置にある3つの椅子の足を、床面に綺麗に設置してみましょう。
【設定】
①床をZ軸0mmのポジションに設定している場合は簡単で、椅子3つを全部選択し、BlignのPrincipal Axes でAlign to Planeにチェックを入れ、平面x-y、向き-zに設定し整列を押すと、3つの椅子はxy軸の設定はそのままに床面に設置できます。
【応用編】
②CGの2階の床(任意の面)に椅子を設置させたい場合は、2階の床面を選択し、オブジェクトを追加というボタンをクリックします。下にObject1:planeと表示されたらAlign to One Objectを開きます。あとは①の設定と同じくAlign to Plane にチェックを入れ、平面x-y、向き-zに設定して整列を押すと完了です。
Blenderデフォルトの、トランスフォーム→オブジェクトを整列機能でも大替できますが、Blignという素敵なアドオンがあったのでご紹介させていただきました。
芯で揃えたり、等距離配列など簡単にできます↓
reference : https://www.youtube.com/watch?v=Xren9U6GPFI
設定は簡単ですが、恩恵は計り知れません。
あの人、部屋は汚そうだけど、blenderのデータは綺麗でかっこいいよねって言われましょう。(言われたい)
以上。1%伊藤でした。再見!