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4/23 病いとくらす 2日目

8時前には目が覚めていたが、ベッドの中でスマホをいじるなどして9時半ごろ下に降りる。

サラダとたけのこご飯、お味噌汁、鯵のの干物(すこし)を食べて薬を飲んだ。その後にきよみタンゴールを食べる。きよみを食べながら「お笑い実力刃」の初回放送を見る。東京03しかでない回でかなり笑わせてもらった。長尺であんなに面白いコントってどうやって作るんだろう。お笑いにはいつも救われているなあ。

12時ごろ家を出て、自転車で世田谷美術館へ。「アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランド―建築・デザインの神話」をみた。
アアルトの名前は知っていたけれど、詳細は全然知らなくてこの椅子を作った人たちなのか……!と私の中でつながった。機能美と低価格で大量生産を実現したアアルトの家具はどれももうこの形でしかあり得ない、削ぎ落とすものが何もないピュアな存在に見えた。正解なんてないのだけれど、確実に正解が形作られていると思った(わかりにくいな…)。

同時開催していた「ミュージアム コレクションⅠ 驚異の三人!! 高松次郎・若林奮・李禹煥 ―版という場所で」も見る。
高松次郎だし「まあ見ておくか〜」と、なんとも上から目線で展示室に足を運んだのだが、初っ端から高松二郎の版画の色彩感覚と踊るような曲線に驚く。高松さんってこんな感じの作風だったっけ?とおもいつつ感動しながら見る。
李禹煥の版画もバリバリにかっこよくて、というかこれが版画なの??というようなしつこくないあっさりとした雰囲気なのだ。我々が義務教育でやったベニヤ板を削ってつくった版画はなんだったのだろうか。
どちらもポストカードが欲しかったが、アアルトの独占でなかったのが残念だった。図録があったけれど、今は出費をしないようにしているので少し寝かせて購入するのは見送った。えらい。

お腹が減ってロイヤルホスト馬事公苑店へ。
ランチの時間にギリギリ間に合ったようで、コスモドリアのセットを頼んだ。栗が入っているの本当にいいな〜。
隣のご婦人2人(テニス帰り)が、ずっと話していてなんかいいなと思いつつ、もっと身なりはちゃんとできるようになりたいなとおも思うなど。

持ってきていた文庫本『たぶん彼女は豆を挽く』を読んでいて、「はっ!アアルトコーヒーの本だ…!!!!!」とひとりで驚いた。まったく無自覚にアアルトを繋げていた。そういうの本当に多いんだよなあ。

そのあとは、図書館へ行って8冊ほど本を借りた。もしかしたら緊急事態宣言で図書館も休業しちゃうかもと思い…。結構いい本が揃っているので私はほくほくしています。ちゃんと読み切りたい。

そうだ。
肝心の体調はというと、食後などうっすらと気持ちが悪いかなといった感じ。頭も少しぼんやりする。とはいっても、薬を飲んでいなかったら気がつかないレベルな気がする。逆に薬を飲んでいるから意識してしまっているのかも?よくわからない。頭から気持ちが悪いというよりは、ちょっと胃がむかむかするかもなあみたいな感じで、そこまでの不快感ではない。乗り物酔いの方がしんどいね。あとめっちゃあくびが出るけどそんなに眠いわけではない。

本日はそんな感じでした。

本を買います!