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これから

こんにちは。
お直しこま です。
気まぐれな猫のように、お店を始めました。
開業から12年が経ちました。

主に洋服を修理をしています。
一番多いご注文は、ズボン(パンツ)の丈つめです。
他にも、スラックスの腰回りサイズを大きく(または小さく)直します。
ボタンをつけたり、ファスナーを取り替えたり。
針と糸で可能な限り、ご相談に応じてお受けしています。

元々は和裁士です。
高校を卒業してから5年間は着物だけを縫っていました。
和裁の基礎は2つ。
1、まっすぐ縫えること。
2、コテ(着物用のアイロン)が使えること。
毎日5年間、繰り返していると着物は自然に縫えるようになります。

洋裁は文化服装学院で学びました。
洋服や和服だけでなく、衣服に関わることを幅広く知りました。
洋服の成り立ち、歴史を知ることで人について考えるようになりました。
ミシンは手縫いができる機械の一つだと知りました。

時代が変わってきたのを感じます。
縫えなくても、ミシンがある。
計算ができなくても、計算機があるのと同じ。
もっと気楽に機械を使いたい。
いい意味で、こだわりを捨てて前向きに。
柔らかく老いた気まぐれな猫になれたら。
出来ることに挑戦しながら、続けていこうと思います。




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