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裾直しのこと

ジーンズで一番多いのは、裾直しです。
普段着として。
作業用で。
オシャレに。
裾の丈を直したい人は多いと思います。

大抵の場合、
ジーンズの裾から約2cmの所にミシンがかかっています。
折り返すと写真のように見えるのが一般的です。
表面と裏面で、布の色が違いも楽しめます。

ビンテージジーンズなど、
ミシンの縫い目にこだわりのあるお客様がいらっしゃいます。
裏側のミシンに凹凸があって目立っている。
これは、ジーンズ専用ミシンの特徴です。
「チェーンステッチミシン」と言います。
とても特殊なミシンです。

一般的なミシンで縫いますと、
表面と裏面の縫い目は同じになります。
お直しこまで使っているミシンも一般的。
縫い目に変化はつきません。
お望みがあれば、糸の色は変えられます。
同じような糸の色でミシンをかけて
ご希望の長さに仕立てます。

あと、古いジーンズが好きな方で
裾のダメージを残したいというお客様。
丈の寸法だけを短くするお仕立て方法もあります。
布の痛み具合にもよりますのでご相談になります。

裾の丈を直すだけで、見た目がスッキリ。
ダメージがある、ないだけで 雰囲気が違ったり。
糸の色を変えたい、なんてご希望もあったり。
ご希望通りの裾直しをお渡しできれば幸いです。

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