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思いついたら朗読⑪/「20億光年の朝マック」 作・ヱリ

「思いついたら朗読」企画は、ラス前!…の公開第11弾です!

今回は、タイトルからすでにユニーク!ヱリさん作の「20億光年の朝マック」を朗読させていただきました!

世界とは、宇宙とは、いったい何なのでしょうか。
私が見ているもの、認識しているものは他人と同じものなのでしょうか。
五感のみを寄る辺として、共有出来ている前提で過ごしているこの日々は本当に実在しているのでしょうか。
ヱリさんが描き出す今作は、一見、SFショートショートのように見えますが、その実は、メタな叙述の中に哲学的な思索をも含んでいるように思われます。

光年、とは距離の単位。光の速さで1年間進んだ距離が1光年。それが20億年分。ま、途方もない距離ですね。その遠さが、心の距離であるならば、夫(あるいは夫の中の人)は、残影を残したまま異世界に旅立ってしまったのだとも言えます。

わたしは、何を言っているのか!?
作品の魅力は読んでいただければ感じてもらえるはず。そして、朗読もお楽しみいただけたら嬉しいです。

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