米津のアイスは「4DX」だった!/気まぐれ雑記
先月の終わりに、ちょっと気になる記事を見つけていました。
なんじゃそら、と思いましたよね。あれ、なんか新たなお金儲けなのかしらん、と失礼なことも頭をよぎってみたり。とはいえ、「PaleBlue」CDを購入した身としてはどうにも捨て置けない。
私が買ったのは、ドラマ「リコカツ」のテーマソング『PaleBlue』、「news zero」のエンドテーマ『ゆめうつつ』、落語から発想した『死神』の3曲にイメージDVD,『PaleBlue』をイメージしたフレグランスがセットになった「初回限定リボン版」。
米津さん本人が描いた絵と、フレグランスで『PaleBlue』の世界観が拡張される追加コンテンツだったわけです。
それが今度は「味」ですよ、「味」。どこまで拡張しようってんですか!?これは明らかにアートです。チャレンジです。米津さんの中の世界観を、曲だけではなく、あらゆる手段を使ってユーザーに伝えようという進取の意欲が伝わってきます。
そんなわけで・・・
購入しました、アソートパック。・・・送料含め、正直、お安くはなかった!でも、買ってみたかった!
3曲それぞれのイメージに合わせたジェラート(カップ)が2個ずつの6個入り。
『PaleBlue』を食べてみました。HPの説明によると
夏の暑さを吹き飛ばす鮮やかなPaleBlueカラーのジェラート。グレープフルーツの爽やかな香りと甘酸っぱさにレモンをアクセント、さらに個性的なライチのフレーバーを加え、まさに”恋に落ちた瞬間”を表現した新感覚ジェラート。
一口食べてみると、舌の上で広がる涼しい酸味。その後にほのかに残る甘み。そして鼻腔に立ち上るライチの香りが、「リボン版」付属のフレグランスの記憶を呼び覚まします。
脳裏に蘇るドラマ「リコカツ」のワンシーン。主人公の二人が抱き合う瞬間にドンで流れる「♪ずっと~ ずっと~」のフレーズ。
これか。こういうことなのか。
「味覚と触覚(舌触り)」というデータの入力による刺激が脳に伝わり、記憶分野の映像・音声・嗅覚も同時に活性化させられるというアトラクション。これぞ、3Dを超える「4DX」やないかい!
他の味はまたの機会にちびちび食べようかと思っていたら、高校生の息子が『死神』の見た目真っ黒ジェラートにスプーンを突き立てていました。・・・くっ、見つかったか。
「味はどう?うまい?」と聞くと
「・・・ゴマ」の一言。
お前には4DXは広がってないんかい!?というツッコミを飲み込みながら
「・・・そうか、ゴマか・・・」
とつぶやく私なのでした。
米津ファンの方は、いろいろと心の準備をした上で試してみてはいかがでしょうか。なお本記事はあくまでも個人の感想ですので、コストパフォーマンスについて一切責任は負いません^^;
ではまた!