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「文学フリマ東京38」探訪記②/気まぐれ雑記
文学フリマの醍醐味「ブース巡礼」!
2000店ものブースがひしめいた「文学フリマ東京38」。
特に第一会場の混雑ぶりは「有料化で入場者が減るのでは?」との私の予想を覆すものでした。
ゆっくりじっくり巡るというよりは、あらかじめ下調べをしたブースを電撃的に急襲するよりほかないという、ある種、戦場のようなありさま。。。
比較的ひとの流れが緩やかだった第二会場には、著名人やプロ作家の皆さんのブースが出ていて「こんな方に出会えるなんて!」という穴場感がありました。
芸人さんも文を書く!
中でも人気だったブースは「第一芸人文芸部」さん。
noteでもアカウントをお持ちのファビアンさんをはじめ、又吉さん、ピストジャムさんらが作った文芸誌『第一芸人文芸部 創刊準備二号』が販売され、たくさんの文芸&お笑いファンが詰めかけていました。
私も参戦して1冊ゲット!
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ブースにはファビアンさんの姿があり、「CBCのノブナガ、見てました!」と言いたかったのですが、あいにくファビアンさんは女性ファンに捕まっていたのでオジサンはおとなしく本だけ購入させていただきました(´;ω;`)
楽しみな一冊です。
「ケルン書店」は今後、大注目コンテンツ!
「第一芸人文芸部」のほど近くで華やかに展開していたのが女性プロ作家6人(坂井希久子・成田名璃子・美輪和音・西尾潤・千葉ともこ・新川帆立…敬称略)からなる「ケルンの会」が出展する「ケルン書店」。
みなさんお揃いだったのだけれど、私は現時点では新川さんしか認識しておらず、ちょっとビビりながら訪問。
新川さんは秋谷りんこさんとの対談動画を何度か見ていて、その飾らない姿に好感を持っておりました。
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![](https://assets.st-note.com/img/1716289382375-jNMUcOW6sc.jpg?width=1200)
で、新川さんに直接お金を渡して本を購入したのですが、こんな時に限ってアワアワしてしまって「あの、、、秋谷さんの、、、本が、、、」としどろもどろになる弱さよ( ;∀;)
その新川さんはこの本の中では小説ではなくマンガ書いてました(ヲイ!)
さらりと読んでみたところでは成田名璃子さんの「転生無宿」、西尾潤さんの「カフェ・マムで待っている」が私の好みに合いそう!こういうところに出会いがあるから、本屋巡りはやめられない。
プロの技を盗みたい!
その「ケルン書店」から徒歩15秒の位置にブースを構えていらしたのが、酒本歩さん。
noteでお見かけして気になっていたので、勇気を出してお訪ねしました。
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酒本さんのnoteで、この記事がすごく印象に残っていました。
なるほど、と納得することしきりで、ぜひ御本を購入したいと思い立ちました。例によってしどろもどろにご挨拶をすると、著作「ロストドッグ」にサインと落款までいただいて感激です。
「小説の書き方」も拝読して、創作の助けにさせていただこうと思います!
さて今回は私が狙っていた「マスト・バイ・アイテム」について書きました。
かつては「作家」になるには『賞を取ってデビュー』という道しかありませんでした。
しかし「文学フリマ」という「場」が、「note」をはじめとするデジタルツールと化学反応し、「コロナ禍」という「タイミング」を経て大きく膨らんでいる現況で、その構図は逆流を始めています。
その波を、文学界の常識をぶち破る「大波」にできるかどうかは、わたしたち=『市井のクリエーター』次第。さあ、本気で遊ぼうぜ!
ってなわけで、文フリ東京38のお話はあと2回くらい続きます!
その中には、めでたくプロ作家デビューを果たされた「せやま南天さん」の話や、noteで巡り合った方々とのエピソードを記させていただきます!
よろしくぅ!