【朗読】吉川英治「三国志」(83)(84)/朗読してみたよ
(83)<兇門脱出>
曹操を訪ね、機嫌を窺っていた玄徳。2人のもとに河北で情報収集をしていた満寵が戻り、最新の状況を伝える。曰く、北平の公孫瓚が滅び、袁紹は袁術と結んで体制を整えようとしているとのこと。公孫瓚の死を嘆く玄徳は、曹操から一軍を借り受け、徐州で袁術を防ぐと申し出る。体よく許都を脱出する玄徳。だが、郭嘉が玄徳を妨げようと曹操に進言する。
(84)<偽帝の末路>
孫策が質として預けた伝国の玉璽を拠り所として自ら皇帝を名乗った袁術。しかし、その勢いは失われ、兄・袁紹を頼って河北へと逃れるよりない状況に追い込まれていた。曹操から兵を借り受けた劉備がこれを叩き、袁術にいよいよ最後の時が迫る。
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