私の推し本「その名はカフカ」/#文学フリマ大阪12
今度の日曜日(9月8日)に迫った「文学フリマ大阪12」。
その中で私の推し本が委託販売されます!
書名は「その名はカフカ1」。
ずっしりと重みのあるストイックな見た目のこの本、中身も満足感たっぷりの仕上がりです。
この巻では2013年から2014年にかけての東欧諸国を舞台に、レンカ・ハルトマノヴァーという女性が切り盛りするブローカー組織と、バルカン半島を中心に暗躍する諜報機関とのスリリングな攻防が描かれています。
その世界観を味わっていただこうと、以前「ピリカ文庫」に寄稿された「プロローグ」部分を朗読させていただきました。
(Kaoruさん、ピリカさん、とき子さん、ありがとうございます)
この「プロローグ」にはレンカの描写はほぼ出てきませんが、物語の主要登場人物のファーストコンタクトの様子が語られます。この2人が誰で、どのような役割を果たしていくのかは、ぜひ書籍版でお楽しみください!
チェコ在住のKaoruさんだからこそ醸し出せる東欧の空気感と、リアリティを持った個性的な登場人物。最初から日本語で書かれているはずなのに、洋書を邦訳したかのような不思議な味わい。プラハ芸術アカデミーの映画学部アニメーション専攻修士課程をご卒業という経歴も、その文章表現力に寄与しているのかもしれません。
文学フリマ大阪では「つるるとき子書店」(かー26)、文学フリマ札幌9では「あめつちコトノハ堂」(えー7)で数量限定(!)委託販売を実施します。興味が沸きましたらぜひお訪ねを!
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