呟き日記 vol.42 夏の魔物
7月はじまった。湿度しんどい植物園か。
何にもやる気が起きなくて困った。
眠たくて仕方ないのに寝られないしんどいターンが長く続いてて途方に暮れている。
朝起きて昼働いて夜寝るって誰が決めたの?好きなときに起きて働いて寝たいのだ。その方がぜったいに心は健康だよ。
そんなわけでごはんを作る気も湧かず、かと言って外で食べる気力もないので、素麺やらうどんやらを食べる日々。うん、夏だねぇ。生姜、鬼おろし器を使うと粗くすりおろせるから食感と風味がいいかんじに残ってくれてすき。そのあと洗うのが手間でなかなか手が伸びずにいた神器。せっかく買ったものは惜しげもなく使わなければ、ね。
久しぶりに産直へ買い物に行ったら夏野菜が安く出回ってて嬉しかった。立派なプラムが5〜6つ入って598円。瑞々しくて甘かった。今はライチが食べたくて仕方ない。見かけたらわたしに譲ってください。
仕事後なのにオクラ茹でたり(板ずりもして)きのこ類仕分けて冷凍したりして偉かった。この貯金こそが未来の自分を救うのだ。
やれ北海道のお土産だ、どこそこのお土産だ、とそんなのが立て続いたおかげで今我が家には甘いものがたくさん冷蔵庫で眠ってる。ほっとするんだよな。好きなものが冷蔵庫開けたら入ってるのって。元気出る。
食べもののはなしは終わりがないからずっと喋れちゃう。
とにかく、暑さに負けずに、栄養もりもり摂りましょうってはなしです。
好きなアニメが続々終わってしまい寂しい。忘却バッテリー、ジャンプ+で2日で一気読みした。氷川エースの桐島先輩推し。ひょっとしたら関西弁が好きなだけ、かもしれないけども。今年のなつやすみもアニメにかまけるって決めてるからはやくわたしの夏よ来い。お菓子買い込んでこもる=なつやすみ。たのしみ。あ、プール行きたい(一応泳げるっぽいけどなんで泳げるんだろ、わたし)。
毎日少しずつページをめくり続けた梨木香歩『やがて満ちてくる光の』の長編エッセイ、読み応えあったなぁ。翻訳家、石井桃子と村岡花子のはなしが特に良かった。戦時中の厳しい統制下の中、文学を保ち、ひろめることの容易ならざるを思うと、時代時代でそういう人の功労があり、それは必ず受け継がれていくということ。だから本読みには多少なりとも重みがあることをいつも感じる。好きなものを無条件に好きと言える、思える環境って有難いんだなぁ本当。
当たり前なことなんてきっと、ひとつもないね。
おしまい。