呟き日記 vol.55 今、この掌に在るもの

美味しい韓国料理ランチに行くためウキウキで車に乗り込んだらエンジンがかからない。
なんだか、いつもとちがう、、
結果、バッテリー切れだった。えーんこのタイミングで、、
連日の暑さでやられたのかも、とのことで連休前に大事な脚を失うことに。
されど家の駐車場でのことで、本当よかった。普通に道路走ってる時とかに急に止まってたらそれこそ大惨事だったね。
でもコングクスすごい美味しかったし、まるまる立派なすももと甘くて瑞々しいきいろの西瓜買えたし、いい日だったことにする。

6つで600円するすももを迷わずカゴに入れたとき『これってひとりだから、できることなのかな』と漠然と考える。海のはじまりで『美容院は贅沢品』な描写が出てきて、確かに家族、しかも子がいたら、今の生活水準では立ち行かなくなるかも…とは思う。それぞれのライフスタイルで生活水準が変わるのは当たり前のことだ。
だけど今、わたしは自分の意思でこの生活をしているわけで、誰と比べるものでもない。望まない暮らしをしている人もたくさんいると思うけれど、それは大前提のうえで。上も下も覗いたらキリがなくて、そんなことするのは当の昔にやめにした。
あ〜、だいすきなドラマ『日曜の夜ぐらいは…』を思い出す。
やりたい事も特になくて、ただ同じような日常の繰り返しだとしても、そのちいさな世界の中で、すこしでもご機嫌になれることを見つけられたら、それでもう充分じゃないかと思う。

これ、300円もする贅沢品アイス。
だけどわたしはこれを躊躇わずに買うし、
このときめきを我慢するようになったら、
わたしは『わたしでいることをやめる』ということだ。