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昭和レトロな栃木県真岡市まち歩き 2025/02/23

栃木県民ではあるけど地元足利市は楕円形栃木の南西部の端っこにあって、風土はほとんど群馬県。故に観光地である日光や那須、そして県庁所在地である宇都宮以外は割と疎かったりする
先日訪れた真岡市(もおか、と読む)は宇都宮の東の方にあって、SLが走る真岡鐵道くらいしか印象にない(ごめんね!)

しかし最近になって、古びた街並みを逆手を取って売り物とすべく、あれこれ手を打っているらしい

昭和レトロと言えばお洒落だが、ようは廃屋寸前な建物も含まれるわけで、これを売り出すのなかなか勇気がいると思う
僕の地元足利市も「公式には廃墟街は存在しない」スタンスを絶対に崩さないしね(いっぱいあるくせに)

と前置き長くなりましたが栃木市真岡市の昭和レトロな街並み建物。これ以降はほぼコメントなしで画像ばかりをお届けします

街歩きのスタートは弁天さまが有名な長蓮寺から
珍しい時宗の寺院
ふっくらかわいらしいお地蔵さん
こちらも可愛い牛馬童子
今も営業してる「ぎょうざ・やきそば立花屋」
お店の周りには猫がいっぱい
どこに猫がいるか判りますかー?
空き家なんだか人が住んでるのかさっぱり判らない家々
なかなか洒落た建物
こちらも洒落た建物。銀行っぽいですねー
「大衆酒場」ってすっかり見掛けなくなったと書いてから、大衆酒「庵」だったと知る。初めて見たぞ
絶滅した木製の店名看板

さて、個人的に今回出会えて本当によかった建物がこれ↓

街の電気屋さん
傾いているのはカメラマンが下手なせい
2階の窓枠、木製です
電気屋だった証拠

左側に塔楼、または螺旋階段を模したような意匠があって、きっと当時は時代の最先端を行くお店だったのだろうと想像
たぶん数年以内に撤去、もしくは倒壊すると思われ、出会えて本当によかった

と、なんだか寂れた物ばかり紹介してきたけど、一方で古い建物をリノベーションして賑わいを取り戻そうとしている様子も見ることが出来た

助成金制度などの支援策がきっと充実してるのでしょう
僕が歩いたのが午前8時台だったので(凍えるほど寒かった)、猫以外は人っ子一人見かけなかったけど、若い人たちが行き交う様子も見てみたかった

真岡市、観光駐車場無料だし、無料の観光施設もあるし、SLの勇姿も見られるしで、日帰り旅行にお勧めです

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