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アップデートされていく家

アイラブ実家。
もう何日目かは分からないが、まだまだ居座る予定の、我が家。

結婚してから、1年に1回しか実家に帰れず寂しい気持ちになるのは、居心地が最高の実家だから。

田舎の集落にある一戸建て。築25年になる家なので、結構古い家をイメージされるかもしれないが、築25年とは思えぬほど、キレイだ。母の努力のおかげで、手入れが行き届いている。

今回は、キッチン・ダイニングが一新され、真っ白なオープンキッチンになっていた。キッチンも広く、棚には、子供や孫の写真が飾られている。自分の家にはまだ一枚もない愛娘の写真もすでに飾られていた。

何より、母がダイニングを向いて料理できるようになっていた。

「私だけ、いつも料理しながら、テレビも見られなかったし、会話にも入れなかったから・・」


大好きなコーヒー豆をひきながら、話してくれた母。

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キッチンをリフォームしなくても、まだまだ使えそうだったキッチンだったが、リフォームして、母の気持ちが高揚するキッチンになったことは大きい。

悪くなったから、リフォームする。ではなく、
もっと自分にとって心地よいキッチンにしたかったから、リフォームした。


この発想と、すぐに行動できることが母の素敵なところ。


リフォームして何が良くなったのかを聞くと、

・以前にも増して、人が遊びに来てくれるようになった。

・キッチン&リビングがどんな感じかを、見に来てくれる。

・他の部屋に移動せずに、キッチン&リビングでお友達とお茶ができる。

・真っ白のオープンキッチンにしたことで、より一層部屋が明るくなった。

・家族写真、孫の写真をたくさん飾るスペースもつけることができた。
(今まで、他の家でいいなぁと思いつつ、できなかったということも話してくれた)

・食器類の断捨離もできて、好きな器だけ残したので、スッキリ。


”還暦後の人生も、良い感じで生きてるなぁ”と、うんうんと話を聞きながら、新しくなったリビングでパソコンを叩き、私はブログを書く。

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