13歳のフィリピン留学 #2
#1からの続きです
思ったより長くなってしまいました
決断から即実行へ
留学下調べ
決断から実際に行動に起こすまでの時間は
とても早かったです
もともと思い立ったらすぐ動く性格で
まず1番は息子に確認しました
「私は海外に行ってみるのが良いと思うのだけど、どう思う?」
息子は最初不安だと言いました
「怖い」と
だけど
今の自分で良いと思っていないということ
変わりたいと思っている、だから行ってみる、と
私は早速大学時代の友達に連絡しました
彼女の高校生の娘さんが今留学中だと知っていたからです
留学先はアメリカで
ホームステイ先には
当たりはずれがあるということ
期間は1年だということ
色々教えてくれました
どの国に行くのがいいのか
どれくらいの期間がいいのか
そもそも費用はどれくらい考えるか
そんなとき、ある方から
塾の先生で独自で留学先を開拓して斡旋している人がいるよ
とのことでご紹介を受けました
私は職業柄、人を見る目は確かだと自負しています
お会いした瞬間、だいたいどのような人物なのか見分ける自信があります
そんな私が一目見て「この人にお願いしよう!」と決めたのは
恐らく初めてのことです
それくらいその方の人柄が信頼できるものとして溢れていたのです
Yさんの留学パッケージはいたってシンプルなものでした
フィリピンのエンデラン大学で寮に入りながら語学勉強をするというものです
他の留学サービスと比較することさえしなかったので(それほど信頼が厚かった)
Yさんのパッケージが普通なのか変わっているのかはわかりませんが
・期間は自分で決めれる
・カリキュラムは全部オリジナル
・団体行動ではない
この形は大変ありがたかったですね
そしてYさんの留学への想いに共感したことも
Yさんにお願いすることになった大きな理由の一つです
なぜフィリピンなのですか?
多くの人が尋ねられます
私も同じ質問をYさんにしました
Yさんは塾の経営者です
長年日本の教育を見てこられました
そしてその教育の在り方に疑問をお持ちの方でもあります
そんな中、留学先として適している国はどこか
たくさんの国を回られました
そして最終決定したのがフィリピンだったそうです
色んな国を回られて出た決断なのだから
私はもうYさんを信じることしかしませんでした
しかし私はこのあと、実際にフィリピンに行って納得します
なぜフィリピンなのか、ということを…
とにもかくにも
もともと留学の一番の目的は
視野を広げることだったので
語学については二の次でした
(そんな簡単に英語は習得できない)
そのあたりのことも全部相談させてもらい
あっという間に渡航日程が決まっていきました
準備と事情
まずYさんは息子と面談をしてくださいました
息子の本当の気持ちや性格をYさんが確認するためです
そして息子とYさんの信頼関係構築という意味もあります
Yさんから見た息子の印象は、私自身が気づかなかった部分もあり
学校の先生やサッカーのコーチとは違う目線で見てくださったことも
素敵な出会いだったなと言えます
その他にも留学するにあたって
準備しておいた方がいいことや
渡航先の歴史や現状など
数回に渡ってオンライン授業をしてくださいました
回数を重ねるうちに
息子のYさんへの信頼と安心感が増していったように思います
話が進んでいく段階で
一つ決めなければならない大切な事がありました
それはフィリピンの入国事情です
15歳以下の入国には多くの事務手続きが必要だそうです
そのためYさんは私に最初だけ一緒に入国しないかと誘ってくださいました
実は私
若かりし頃はバックパッカーでタイやベトナムを放浪した経験があります
また、父親がマレーシアに10年間海外赴任した経緯もありアジアにはよく行っていました
しかしその後はなかなか海外旅行が実現しませんでした
なのでお誘いを受けて
「行っちゃおうかな~」とほくそ笑む私
個人事業ですので、仕事も何とかなる
こんなチャンスは無いし、息子もきっと安心だ!
と、自分を納得させて
私も一緒についていくことになりました
(なぜか旦那もついてくる羽目になりましたが…)
そしてそこからまた色々プランが変更していきます
家族旅行の形へ
当初は息子のみ2週間という設定でしたが
諸事情により私たち両親も共に行くこととなり
出発曜日が日曜だったのを
土曜に前倒し、日曜は一日マニラ観光に充てることにしました
Yさんには土曜に泊まるホテルと観光ガイドさんを手配していただくことに
そして日曜の夜から息子は寮へ
私たち夫婦は近くのコンドミニアムに滞在することになりました
4泊5日の思ってもみなかった家族旅行へと変わっていきました
そこからは
・パスポートの申請
・飛行機チケットの手配
※イレギュラーだったため、自分たちで用意することに
・学校への連絡(通常の授業を休むかたちで行くこととなったため)
を経て当日を迎える準備を整えていきました