Teachableで毎月17,000ドル収益を得ている女性起業家の事例
Teachableを使って毎月平均17,000ドル(200万円以上)の収益を得ているオンライン講師が、海外メディア「Business Insider」で、特集された。
本業で週40時間働きながら、副業でTeachableを活用
Jasmine Katatikarnは、Amazon社で週40時間働きながら、副業としてオンラインスクールを運営している。
「3Dライティング」の専門スキルでキャリアに直結
彼女のスクール「Academy of Animated Art」では、「3Dライティング(照明)」のスキルを身につけ、アニメーション業界での就職を支援している。
3Dライティングとは、アニメーション映画やゲーム、映像、CMなどにおける照明のこと。例えば、お化け屋敷のシーンでは、影をつけたり、照明を落としたりして、不気味な雰囲気を演出するのがライティングの役割。
スクールの卒業生がディズニーやソニーなどに採用されるといった実績もある。
Jasmine自身、前職では映画の3D照明アーティストとして働いていた頃に、「この技術を人に教えたい」と思っていた。
コミュニティ参加権のある大型セット商品(バンドル)
彼女の主力商品は、Teachableのバンドル(複数コースのセット商品)で、購入者はコミュニティに参加することができ、自分の作品に対してプロからフィードバックをもらうことができる。
最初から完璧な商品を目指すな
初期の頃は、「3D照明」というニッチなテーマに需要があるかどうか、慎重に検討を重ねた。
最初から完璧な商品を作るのではなく、MVP(Minimum Viable Product) - お客さんに提供できる最低限の商品 を提供することから始め、販売テストしながら改善していくことをおすすめしている。
仕事やキャリアでの成功をゴールにする
スクール全体として、「3D照明アーティストとして仕事で成功する」というキャリア実現をゴールに掲げている点がポイント。
人が何かを学習するときには「仕事やキャリアにつながる」という目的意識が、強い購買意欲や学習モチベーションにつながりやすい。
収益をチームに再投資し、ビジネスを組織化した
Jasmineがスクールを現在の規模に拡大するのには6年かけたと言っている。6年目からは、収益をチーム作りに再投資し、外部の講師や、SEOやSNSマーケティングのスタッフなどを採用し、組織化してから一気にビジネスが拡大したと語っている。