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No.008 コンゴ民主共和国:柔道環境


警察協力20周年記念式典:壮大なる幕開け

朝早くから、身が引き締まる思いでした。コンゴ民主共和国の警察協力20周年を記念する式典に、中村美里さんが特別招待されたのです。会場に到着すると、その規模の大きさに圧倒されました。

  • 参加者:軍のトップ、警察のトップ、各国の大使

  • 警察官:約1000人が参列

  • 雰囲気:壮大で華やかな空気が会場を包む

中村さんが招待されたこと自体が、日本の柔道と警察協力の重要性を物語っています。式典中、中村さんが招待され来てくれたという言葉もあり、柔道を通じた日本とコンゴ民主共和国の絆の深さを実感しました。

注意:写真掲載については、現地の機密上の問題もあり、慎重に確認を行っています。

日本建設の柔道センター

式典後、日本が建設した柔道センターを訪問しました。その施設の素晴らしさに感動しました。

  • 設備:充実したトレーニング機器

  • 規模:球技も開催可能な広さ

  • 雰囲気:日本の体育館を彷彿とさせる清潔感

明日、ナショナルチームの指導を実施します。


柔道協会訪問:熱い期待と将来への希望

午後は現地の柔道協会を訪問し、意見交換を行いました。その中で印象的だったのは、協会からの熱い要望でした。

  • 再訪問の依頼:今回だけでなく、継続的な交流を望む声

  • 女子指導者の不足:中村さんのような女性指導者の必要性を強調

特に女子柔道の発展に対する期待が大きく、中村さんの存在が彼らに希望を与えていることを強く感じました。

また、現地のテレビ局が取材に入り、私たちの活動を密着取材しています。この様子がどのように報道されるか、楽しみでもあり少し緊張もしています。



青空道場:情熱あふれる現地クラブチーム

日の暮れ際、現地のクラブチームを訪問しました。そこで目にした光景は、私たちの心に深く刻まれることになりました。

  • 練習環境:芝生の上にビニールシートを敷いた即席の道場

  • 選手たち:熱心に練習に励む子どもたち

  • 熱気:簡素な環境にも関わらず、溢れる情熱と真剣さ

中村さんの言葉に、子どもたちは目を輝かせて聞き入っていました。言葉の壁を越えて、柔道を通じて心が通じ合う瞬間、言語を超えて通じるもの。それがスポーツであり、柔道です。

私たちに多くのことを考えさせました:

  1. 環境の違い:日本の恵まれた環境との対比

  2. ハングリー精神:厳しい環境が育む強い精神力

  3. 潜在能力:適切な指導があれば、大きく成長する可能性

  4. 未来の展望:この中から将来、オリンピックで日本と戦う選手が出るかもしれない

簡単なことではないと承知していますが、両国の環境を知る私たちにとって、この経験は非常に感慨深いものでした。

ON AFRICAの役割と未来への展望

この青空道場での経験は、ON AFRICAの使命を改めて認識させるものでした。

  • きっかけ作り:中村さんの訪問のような機会を提供

  • 課題解決:環境や指導者不足などの問題に少しずつ取り組む

  • 継続的支援:一回限りではなく、長期的な視点での協力

恵まれた環境で練習することも成長への一歩ですが、このような厳しい環境で育った選手たちが適切な指導を受けたとき、その潜在能力は計り知れません。彼らは間違いなく、世界柔道界にとって脅威の存在となるでしょう。

明日への期待

明日はいよいよナショナルチームの指導です。今日の経験を胸に、中村さんがどのような指導を行い、選手たちがどう反応するのか、今から楽しみでう。コンゴ民主共和国の柔道の未来が、明日から動き出すかもしれません。

ON AFRICA note ceter

https://www.instagram.com/on_africa_com/

***写真などは通信上の問題のため、追って掲載します。

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