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【DQⅡ⑦】目指せ!LV99‼︎ ドラゴンクエストⅡ〜悪霊の神々〜編 その7 ハーゴンの呪い
※ネタバレを含む記載をしています。自己責任でお読みください。
冒険の続きを始めましょう。
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金の鍵を手に入れたロトの一味はザハンの村からさらに東へと進んでゆくと、地図の上では西側にあたる位置へと世界を一周する形で島に辿り着ききました。湖に囲まれた街を見つけた一味は新たな冒険の匂いにワクワクです。違う違う。ハーゴンを倒して世界を救う旅です。すっかり海賊気分な王族の一味は新しい街、水の都ベラヌールへとやってきました。水の上に浮いてるかのような美しい街並みを歩いて、まずは疲れた体を癒すために宿屋へと向かいます。道中雑魚ども相手に遅れはとりませんが、いかんせん数が多いだけにカナの魔法の力に頼らざるをえません。精神を削られたカナを癒すため一晩ゆっくりします。翌朝宿屋を発とうとすると宿屋の主人がある異変にきづきます。
「おや?もう一人お連れの方は?」
よく見るとリクの姿がありません。出発の時間になっても現れないとはとんだお寝坊さんです。それよりも仲間の不在に気づかないミヤとカナも相当なうっかり屋さんですね。まだ寝ているリクの元へ訪れるとリクは身動きが取れない状態でした。話しかけても受け答えはできますが金縛りのように手足を動かすことがままならないらしいのです。どうやらハーゴンがロンダルキアの大地からリクに呪いをかけているらしいのです。Wi-Fiなんか目じゃない地上デジタル放送並みの呪術波をピンポイントで送信できるとは中々の技術力です。ハーゴン恐るべし。宿屋の主人のご厚意でリクはしばらく預かっていただけることになりました。心配をかけまいと気丈な態度で気遣うリクを宿屋に残しミヤとカナは少しでも早くリクの呪いを解くためのヒントがないか街の人の話を聞くことにします。宿屋を出てすぐそばの水辺のほとりにいる老人に話を聞くと世界樹の葉について教えてくれました。死者を甦らせる効能があることから、もしかすると煎じてリクに飲ませることでハーゴンの呪いが打ち破れるかもしれないというのです。ロンダルキアからベラヌールまではかなり距離があります。ハーゴンの呪いもそこまで強力なものではないということも教えてくれました。リクを救うべく二人はどこかにある世界樹の葉を探すために船に乗り込まず道具袋の中をあらためます。ここに来るまでにこないだ拾ってきてるじゃん。二人は踵を返しリクに世界樹の葉をすりつぶし与えました。
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元気になった途端偉そうだなおい。ともかくハーゴンの思惑ははずれ3人に戻ったロトの一味は街の中の人たちに話を聞いていきます。山彦の笛の反応がないのでここには紋章はありません。ですがローレシアの兵士が3人の後を追ってここまで紋章の在処を教えにきてくれていました。炎の祠に太陽の紋章があるとわざわざ遠くから教えてくれた兵士ですがごめんなさい。もうとっくに手に入れてましたわ。さすがですねと言ってくれましたが彼の徒労を考えると申し訳なく思います。その他有力な情報は稲妻の剣という強力な武器が世界のどこかにあるということと、世界に一人だけ雨露の糸を聖なる織り機で織ることで水の羽衣を作ることができる人がいるということでした。すったもんだあった水の都ベラヌールをでた3人は東へと船を進ませるのでした。
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なにやら怪しげな小島がありましたよ。世界樹の葉の島の経験からお宝の匂いがした一味は上陸することにしました。ところが世の中そんなに甘いわけもなく何もないただの島でした。さあ気持ちを切り替えて次行きますよ。何がお宝の匂いだ欲張りどもが。
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大陸の最南端にある岬の中腹辺りに街が見えました。中に入ると焚き火の前に男が一人、金の扉よある小屋とわんちゃんが1匹いるだけでした。街の外観とは裏腹に随分とこじんまりとした施設です。男に話を聞くと彼一人を残して街の人がいなくなったとのこと。そもそもここを街と呼ぶ時点でこの男もずいぶんとやばい感じですが。
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街一つ消えたということでしょうか?これもハーゴンの呪いのせいかと疑いたくなります。この小屋の中には地下への階段があります。降りてみるとなんと地下に大規模な街がありました。
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実はここペルポイの町はハーゴンの本拠地であるロンダルキアの麓に位置していて、ハーゴンの呪いによる災厄を避けるために地下に町を作ったとのことです。地上に残された彼は生贄とでもされたのでしょうか可哀想に。ですがさすが魔物たちの脅威も侮れないのか武器屋にはかなり強力で高価な武器が売られています。
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…しまりました。
新たに訪れた町の最強装備を買い揃えるまでは新たな土地に旅立つことはしないと、意味不明なルールに従わなければならない彼らはここにきて高額な装備群に長居を強いられることになります。
ロトの剣より攻撃力の高い光の剣、今の段階で最高の防御力を誇るミンクのコートに至っては3人とも装備できるのでとんでもない金額になります。ゴールドカードの割引があるにしても手持ちでは全然足りません。3人はここから修羅のごとくこの辺りの魔物を殲滅する勢いで金を稼ぐことになりました。
今回の冒険はここまで。
〜つづく〜